大麻がゲートウェイドラッグになる理由 ー若者たちに未来をー

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若者が大麻の所持で逮捕されてしまう事件が相次ぎ、さまざまな警鐘が鳴らされています。だけど、「大麻を使っていたら覚醒剤などのもっと強いドラッグが欲しくなる」という、「弱いドラッグは強いドラッグへの入口(ゲートウェイ)になる」という理論は・・・実体験から述べると、間違っていると思います。

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【外部サイト】幻覚・幻聴…覚醒剤と危険性同じ 「大麻は恐ろしい薬物だと認識してほしい」専門家警鐘(1/2ページ) – 産経WEST

川畑教授によると、大麻や覚醒剤などの薬物は脳内の神経細胞に作用し、神経伝達物質「ドーパミン」を過剰に分泌させる。ドーパミンは学習や意欲などに作用する物質とされるが、過剰分泌は快感を生み、脳がこの快感を覚えてしまえば、「より強く作用する覚醒剤などに誘引されるようになる」という。

(上記サイトより引用)

「大麻がドーパミンを過剰に分泌させることはない」というのが一般的な認識だと思うのですが、いきなり真っ向から違っていてビビります。

そして、本当に脳はその快感を覚えてより強いものへと惹かれてしまうのでしょうか。

私はそうはなりませんでした。反対に、シャブ中の人たちの速すぎる動きやカクカクと元気すぎる姿は失礼ながら鬱陶しく感じるときもあり、「まぁ、俺は大麻とLSDがあればいいや・・・」と思っていました(注:現在はどちらも所持しておりませんし、私のまわりにシャブ中はいません)。

大麻がゲートウェイドラッグになってしまう理由

大麻がゲートウェイドラッグになってしまう理由は「大麻の密売人(プッシャー)が覚醒剤も取り扱っているから」であり、「大麻を貴重なものとすることで、もっと貴重な覚醒剤へ誘引されるから」ではないでしょうか。

大麻の密売人が覚醒剤も取り扱っているから

密売人に取って大麻というのはそれほど「おいしい」稼ぎ口ではないから、もっともっとおいしい稼ぎ口(覚醒剤)を紹介したいというのは、それで稼ぎを得ている人からすれば当然のことです。利益率とリピート率は大切です。

大麻なんてコロラドやらワシントンへ行けば尻から煙が出る間で自由に吸いまくれるわけです。いまさら日本でリスクを犯して手を出す必要はなくなったため、必然的に大麻のアンダーグラウンドマーケットは縮んでいきます。

※そのため、情報弱者な中高生をマーケットにし始めたのだと思います。

「大麻ばっかり売ってても稼げないよ」と焦った密売人たちが、「ついでにこれもどうですか?」と覚醒剤もオススメしているからこそ、「最初は大麻だったけど次に覚醒剤になった」という道筋なのではないでしょうか。

大麻を貴重なものとすることで、もっと貴重な覚醒剤へ誘引されるから

そして買い手側。

前述のように、大麻なんていまさら日本でリスクを犯して手を出す必要はないのに、日本の教育では「ダメ!ゼッタイ!」と強く教えています。そうすればそうするほど、「ヤバイことをやって自分を大きく見せたい」、いわゆる中二病の状態な若者たちには逆効果です。大麻を貴重なものとすることで、もっと貴重な覚醒剤へ誘引されていきます。

こちらも、きちんとした知識があれば回避できる話です。

原因は日本の環境

つまり、大麻そのものがゲートウェイドラッグになっているのではなく、大麻を取り巻く日本の環境が大麻をゲートウェイドラッグとして機能させてしまう危険性を孕んでいるのです。

もし、大麻そのものがゲートウェイドラッグになるのであれば、合法的に誰でも(旅行者でも)購入・使用ができるアメリカの州ではシャブ中だらけになっているハズです。

「大麻は危険である」という情報を過剰に発信することで、危険なことに憧れる世代の道を踏み外させて、「危険なことやっちまった・・・」と悩ませて、密売人のフトコロだけを温めさせて、いったいこの国はどこへ向かおうとしているのでしょう。

私は「大麻を日本でもいますぐ合法にすべき」とは思いません。

それぞれの国にはそれぞれの歴史があり、国民の理解度があり、それを基にしたルールがあります。

でも、いまの日本は本当に大麻について理解しているのでしょうか?

大きなビジネスチャンスを逃しているということも、医療目的で使えないことも、すごくくやしいです。