カリフォルニア州で嗜好用大麻の解禁が住民投票により可決!世界はどう変わるのか!?日本は!?

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2016年11月8日、アメリカ・カリフォルニア州で「嗜好用大麻」を合法化する住民投票が行われ、賛成が過半数を超えたために合法化が決定しました。

【外部サイト】カリフォルニア州、住民投票で大麻合法化 全米4州目 – WSJ

米カリフォルニア州で8日、娯楽用大麻(マリフアナ)の所有・使用を合法化する法案が住民投票で承認された。開票速報によると、この州法修正案第64号に対する賛成は54.3%、反対は43.7%だった。

AP通信は、投票締め切り後15分足らずで同修正案可決を予測。同州は8日夜、娯楽目的の大麻使用を承認する全米4州目となった。一方、フロリダ州とノースダコタ州では医療用大麻を合法化する法案が可決された。

コロラド、ワシントン、オレゴンの3州では既に娯楽用大麻の使用・所有が合法化されている。

(上記ニュースサイトより引用)

2018年以降、成人(21歳以上)であれば、大麻草は1オンス(28.5g)まで、成分を抽出したコンセントレートなら8gまでの所持が認められ、同量を他の成人へ譲ることもできます。さらに最大6株までは自宅で栽培が可能です。

自宅で栽培できることによって、医療費の負担軽減や反社会組織との断絶が期待されます。

今回の結果が世界に与える影響を考えてみたいと思います。

そもそもカリフォルニア州とは?

ロサンゼルスやサンフランシスコなどの大都市を有し、アメリカの州の中でもっとも人口が多く、アートやカルチャーの最先端である「西海岸」を代表する地域。アートイベント「バーニングマン」が最初に行われたのもカリフォルニア(現在はネバダ州へ移転)でした。

映画のハリウッドやITの先端・シリコンバレーがあり、アップルやGoogleの本社もカリフォルニアにあります。iPhoneの裏に「Designed by Apple in California」と書いてあるように、誇りを持って住んでいる人が多い街です。

日本からも年間50万人以上が訪問する巨大な観光都市です。

いままでのカリフォルニア州における大麻規制は?

いままでは「医療用大麻」のみが解禁されており、医師から必要であると認められた人が専門の大麻ショップで医療用大麻や関連製品を購入することが可能でした。

30日間吸いまくりのドキュメンタリー映画「スーパー・ハイ・ミー」で、医療大麻の免許をもらうシーンが登場しています。かなり簡単にもらえているような・・・

30日間マリファナ(大麻)を吸いまくる実験ドキュメンタリー「SUPER HIGH ME」がYouTubeでレンタル&販売されていました。

医療用大麻製品は喫煙用だけではなく、スウィーツのように食べる「エディブル」や、肌に塗るローションなどさまざまな種類があり、ウーピー・ゴールドバーグが開発に関わった女性向けの製品もカリフォルニアで販売されています。

ウーピー・ゴールドバーグさんは、医療用大麻製品を扱うOm Ediblesの創設者・マヤ・エリザベートさんと共に女性向けの医療用大麻製品「Whoopi & Maya」を発表しました!

医療用大麻は「怪しいもの」や「後ろめたいもの」ではなく、ごく当たり前の選択肢として存在しています。サンフランシスコで配られているフリーペーパー(R25みたいの)の後ろの方は医療用大麻ショップの広告だらけです。

なお、医療用大麻の免許のない人が大麻を所持していた場合、1オンス(約28.5g)以下の所持は100ドル以下の罰金刑でした。1オンスってこのくらいの量ね。

画像引用元:http://greenito.com/news/how-much-is-a-gram-ounce-of-weed/

0.1グラム持っていただけでも禁固刑(罰金刑ではない)になる日本との差がすごいですね・・・。

嗜好用大麻が解禁されるとどうなる?

医療用大麻を購入する際は医師から認められている必要がありましたが、嗜好用大麻の場合は、成人(21歳以上)であれば、街の「大麻ショップ」で自由に購入することが可能となります。

大麻ショップはとてもオシャレで明るく、洗練された雰囲気です。怪しげな雰囲気や、「大人のデパート」のような露骨な感じはありません。

たとえば、オレゴン州にあるお店はこんな感じです。

【外部サイト】Leafly List: The Top Cannabis Locations in Oregon, April 2016 | Leafly

コロラド州で嗜好用大麻が解禁された「初売り」のときの模様はこちらのKindle書籍で紹介されています。

旅行者でも学生でも、専門スタッフと相談しながらオススメなものを購入できるので、観光客や留学生が激増することが予測されます。

【外部サイト】アメリカ「大麻合法化」は大統領選で加速する | アメリカ | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準

学校を建設するための「ビルディング・エクセレント・スクール・トゥデイ基金」に、税収から4000万ドルを寄付することを条件に完全解禁を可決したコロラド州は、解禁1年目(2014年6月~2015年5月)には7800万ドル、翌年には1億2900万ドルといずれも当初の計画を超える税収を確保。また、米国内外から同州を訪れる人も急増しており、「大麻観光」も盛り上がりを見せている。大麻観光がけん引し、2015年には過去最高の7700万人がコロラド州を訪問し、191億ドルが同州で使われている。

(上記ニュースサイトより引用)

嗜好用大麻が解禁されて治安が悪化しないの?

サードウェーブ系男子の間で大人気の街・ポートランドはカリフォルニア州よりも先に嗜好用大麻が解禁されたオレゴン州にあります。

同じく、嗜好用大麻が解禁されているワシントン州のシアトルも人気の観光地ですね。

「大麻を使うと少しずつエスカレートして覚醒剤に手を出す」みたいな主張もあるけれど、上記の街はどちらも穏やかで憧れられる暮らしではないでしょうか。

日本への影響は?

アメリカで大麻の解禁が進んだとしても、日本はまったく変わらないことが予想されます。大麻関連の逮捕者や恐怖を煽る報道が連日続いていますし、文化人や医師は「大麻は必要ない」と、可能性と多様性を認めない発言を繰り返しています。

アメリカだと好きなときに買えるのに、日本だと即逮捕で実名報道されて禁固刑(罰金刑にはなりません)。日本国内で大麻を所持していることは、あまりにワリに合わない行為です。法律を守るのは当然として、それ以上にあまりにバカらしいので日本国内で大麻を所持するべきではありません。

世界への影響は?

アメリカで最大の人口を誇るカリフォルニア州で合法化されたため、合法化の波がアメリカ全体へ及ぶことが予想されます。

世界に目を向けてみると、2017年に医療用大麻が解禁される見通しのドイツ、

世界中で広がる医療大麻のムーブメント。ドイツも2017年に解禁することを発表しました。

嗜好用大麻が解禁されるカナダ、

カナダでは2018年の10月から嗜好用大麻を解禁することが決定したようです!留学生もビックリ!

アマゾンで気軽にヘンプティーをオーダーできるイギリスなど・・・

さすがイギリス!お茶の国!Amazon.co.ukではすごい状態のヘンプティーが売られていました。

大麻の解禁は巨大なビジネスチャンスとして大きな期待が寄せられています。

栽培技術や有効成分の抽出技術も向上が続き、職人芸とも言えるワザで超高品質なものが安定して生産されるようになりました。

大麻草から有効成分を抽出した「大麻リキッド」が話題になっています。海外では普通に販売されていますが、日本へ持ち込まないように注意しましょう。

新しい雇用を産む可能性も大きいです。

世界的に注目を集める医療大麻。カナダ東部・ニューブランズウィック州のコミュニティ・カレッジでは、2017年にも医療大麻を育てる専門家を育成するカリキュラムをスタートするようです。

この流れは止まらず、カリフォルニア州の合法化を受けて今後さらに加速していくことでしょう(日本は置いてけぼりですが)。

私個人としては、この巨大なビジネスチャンスに乗れないことと、医療用大麻で救える命や幸せになる命があると分かっている(そしてそれを選択できる国がたくさんある)のに、なーんにもできないのが残念でたまりません。