精神病のリスクが高い人の脳をリセットするCBDの効果とは

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米ヤフーニュースに興味深い記事が掲載されていました。

【外部サイト】A Single Dose of CBD Reset the Brains of People at High Risk of Psychosis

ざっくり翻訳すると、大麻草に含まれ、マリファナの主成分である「THC」には精神病を発症する可能性があるが、同じく大麻草に含まれる「CBD」は精神病のリスクがある人の脳を「リセット」する可能性がある・・・という報告です。

精神病リスクの高い患者33人で行ったブラインドテストにおいて、1回にCBDを大量に投与することで、脳の活動を迅速かつ有意に正常レベルまで低下させられたのこと。

投与されたCBDの用量は「600mg」。1回に600mgです。これは、現在市販されている一般的なCBDオイルを一気飲みするのと同等です(一般的な使用なら、同じ量は1ヶ月程度で消費します)。

CBDが精神病のリスクを軽減できるというのは、これまでの抗精神病薬とはまったく異なるアプローチなので、今後の研究がすごく楽しみですが・・・

気になったのは「THCには精神病を発症する可能性がある」という点(こちらもあくまで「可能性」です)。

ご存知の通り、現在は世界中で大麻(マリファナ)が解禁され、QOLの向上に活用され始めています。マリファナ産業も大盛り上がり。たくさんの「グリーンラッシュ」企業が誕生しつつある中で・・・各社は「いかに強い(THCの多い)マリファナを作るか」を競争している一面もあります。

良質なオリジナルドキュメンタリー番組を多数リリースしている、Netflixの「世界の”今”をダイジェスト」の「ハッパ」エピソードでも、現代のマリファナは90年代半ばと比較して3倍以上のTHCを含んでいると語られていました。

【外部サイト】世界の”今”をダイジェスト | Netflix (ネットフリックス) 公式サイト

また、「古くからのスモーカーは、最近のマリファナはどれも強すぎるとボヤいている」とも語られていました。マリファナが「商品」に変化した以上、こういった競争は避けられないのでしょう。

もっとも、正規の(合法な)大麻ショップであればTHCとCBDの割合ごとに複数の品種がラインナップされ、コンシェルジュに相談しつつ自分の好みにあったものを選ぶことができます。

急速に進化しているとはいえ、まだまだ始まったばかりのこの世界。できれば、日本もこのブームに乗っかりたいのですが・・・。