いまさら教えたくない格安SIMスマホの乗り換えガイド

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私は現在、ASUS ZenPad 8.0というタブレットにDMMモバイルのSIMを使って毎月800円程度しかスマホ代を支払っていません。そんな話をすると「私も格安SIMに興味があるんだけど、よく分からない」ということをいろんなところで言われるため・・・一気にまとめました!

そもそも格安SIMとは

スマホに差し込んである「SIMカード」を、ドコモやソフトバンク、auといった大手キャリアが提供しているものから、DMMモバイルのような「格安SIM会社」が提供しているものへ差し替えて、格安な料金で利用しようというもの。

格安SIM会社は本当にたくさんの会社があります。私が実際に使っていて、しっかりオススメできるDMMモバイルを中心にご紹介します。選択肢がありすぎるとややこしいだけなので、あえて絞らせていただきます。

DMMモバイルがオススメできる点

  1. 業界最安値をアピールしているので、難しいことを考えなくてもだいたい安い
  2. サービスやスピードの安定度に定評がある
  3. スマホのアプリで高速データ通信量の残りを手軽に確認できる
  4. DMMポイントが貯まるので、アダルトや一般の動画サービスなどで利用可能

「業界最安値」を保つために頻繁に値下げが行われているのが大きな魅力です。難しいことを考えなくても、とりあえずDMMモバイルを選んでおけば安いという安心感があります。

DMMモバイルオフィシャルサイト

まずはスマホを用意しよう

まず、格安SIMを使うためにはスマホに差し込んである「SIMカード」を差し替える必要があります。そして、困ったことにドコモやソフトバンク、auといった大手キャリアが提供(販売)しているスマホは自社サービスしか使えないように「SIMロック」がかけられています。

たとえば、ドコモで買ったiPhoneに友人のソフトバンクのSIMを差し込んでも、エラーになって使用することができません><

どんな会社のSIMカードでも使えることができる「SIMフリーのスマホ」か、格安SIM会社の多くが提供している「ドコモの電波を使うSIMカード」に対応した、「ドコモで購入したスマホ」のどちらかが必要です。

もし、新しくスマホを買うのであればSIMフリーのiPhoneはあまりに高いので、Androidへ乗り換えることを強くオススメします。

iPhoneは世界的に見ても超高級機種です。旅先でiPhoneを操作してたらひったくりに遭ったという話をたくさん聞きます。毎日持ち歩くものだから、なくしても痛くなさすぎない価格のものがよいと思います。

※auやソフトバンクで購入したスマホでも、一定期間使用していたら「SIMロック解除」を有料で行えるので使えるようになる可能性があります。詳しくはauやソフトバンクへ問い合わせを。

※auのスマホを使うことができる「mineo」という格安SIM会社もありますが、ややこしいので割愛させていただきます。

タブレットという選択肢もあります

私はスマホを持っていません。ASUS ZenPad 8.0というタブレットをスマホの代わりに毎日持ち歩いて使っています。ポケットには入れづらいけど、スマホより画面が大きくて見やすいし、通話をほとんど使わない人ならタブレットもオススメです。

SIMカードのサイズに注意しよう

SIMカードは金色の金属パーツが付いている、こんな形のカードです。サイズが3種類あるので、自分のスマホにあったサイズを選ぶ必要があります。

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Androidだと「マイクロSIM」が多く、新しいiPhoneは「ナノSIM」です。

電話番号を引き継ぐか考えよう

いままで、ドコモやau、ソフトバンクといった大手キャリアで利用していた「090ー」等から始まる電話番号をDMMモバイルのような格安SIMでも引き続き使いたい場合は「モバイルナンバーポータビリティ(MNP)」という手続きが必要です。手順は以下の通り。

  1. いま使っている携帯電話会社のサポートダイヤルや店頭で「MNPしたい」と伝えます
  2. 「MNP予約番号」という数字の羅列が発行されます
  3. 格安SIMの申し込み手続きの時にMNP予約番号を入力すれば、DMMモバイル等の格安SIM会社へ今までの電話番号を引き継ぎできます

MNPの予約番号には有効期限が決められているので、発行してもらうタイミングに注意が必要です。なお、発行そのものは無料で、DMMモバイルなどの他社へ実際に乗り換えない限りは無料です(乗り換えたタイミングで手数料が請求されます)。

電話番号を引き継がない場合はMNPの手続きをしないで、今までの会社を解約し、格安SIM会社へ新規申し込みをすればOKです。

電話番号を捨てるという選択もアリ

格安SIMは月額利用料金「090ー」等から始まる電話番号が使える料金プランと、電話番号が使えない料金プランに分かれています。電話番号が使えない料金プランの方が、毎月400円程度割安です。

私は過去10年以上使い続けてきた「090-」等から始まる電話番号を捨てて、電話番号が使えない料金プランを選択しました。最近の連絡はほとんどがLINEやメールで完結しているし、音声通話をしたいときもLINEを使ったり、Skypeを使うことが多くなっていたため、もう電話番号はいらないという判断をしました。

それでも、たまに電話をかける・受けることがあるので「IPフォン」のアプリを入れて「050ー」から始まる電話番号を新規で取得して使っています。

IPフォンアプリとは

通常の電話は「電話回線」を使って電話をかけますが、IPフォンアプリは専用のアプリをインストールして、インターネットを使って電話をかけます。LINEのトーク機能に近い感じ。そのため、電波状態が悪いとまったくつながらなくなったり、フリーダイヤルなど一部の電話番号にはかけられないことがあります。そのかわり、通話料は激安です。

IPフォンについてはこちらの記事からどうぞ

スマホの通話は「IPフォン」のアプリを使うことで、月額料金や通話料を大幅に節約できます。そして、SIMを頻繁に入れ替える旅人にもメリットが大きいです!

頻繁にSIMを入れ替えまくるような、世界を旅する人にはメリットが大きいです。

格安SIMの各料金プランについて

格安SIMサービスは料金プランが細かく別れています。

「090ー」等から始まる電話番号を使い続けたいなら「音声通話付き」のプラン、電話番号を使わないなら「データ通信のみ」のプランを選びましょう。細かいことは割愛しますが、「データ通信のみ」のプランを選んだときは「SMSオプション」を付けておいた方が安心です。

高速データ通信量について

高速にインターネットを利用できる「高速データ通信量」の容量ごとに細かく料金コースが別れています。いろいろ難しいので、とりあえず「2GB」あたりから始めてみるとよいと思います。途中でコース変更も可能ですし、追加料金を支払って当月中に高速データ通信量の残りを増やすことも可能です。私は毎月1GBを使い切りません・・・。

詳しい料金プランはDMMモバイルのサイトで確認ください。

DMMモバイルオフィシャルサイト

ここまでのまとめ

長くなってきました。ここまでのまとめです。

  1. 格安SIMは「SIMカード」を差し替えて使う
  2. 格安SIMサービスを利用するには「SIMフリー」のスマホかドコモのスマホが必要
  3. 電話番号を引き継ぎしたければ「MNP」の手続きを行う
  4. 電話番号を捨てて、IPフォンだけに切り替えると究極まで安くできる

オススメの方法

ややこしいからオススメの方法を簡単に教えて!という方へ。

いま使っているスマホ会社にMNPの申し込みをして、格安SIM会社でスマホ本体とセットのコースで申し込みする

といのが、一番分かりやすいと思います。いま使っているスマホは分割払いの残債がなくなったら(支払いが完了したら)、早いところ中古ショップへ売ってしまいましょう。

格安SIMサービスのデメリット

いいことばかりじゃないけど、悪いことばかりでもないですが、デメリットもあるのでご紹介します。デメリットに納得がいけば、乗り換えた方がお得です!

キャリアのメールアドレスは消滅します

docomo.ne.jpやsoftbank.jpといったキャリアの名前が入ったメールアドレスは、格安SIMサービスへ乗り換えると使えなくなります。これらのメールアドレスをメインで使用していた場合は注意が必要です。

キャリアのWi-Fiは使えなくなります

キノコのマークのドコモWi-Fiや犬のマークのソフトバンクWi-Fi、どんなマークか思い出せないauのWi-Fiなど、カフェや駅で使えていたWi-Fiサービスも、格安SIMサービスへ乗り換えると使えなくなります。大きなデータをやり取りするときのために自宅へWi-Fi環境が欲しいところです。

LINEのID検索ができなくなります

これがいつも説明するのが困難なのですが、LINEのID名で誰かを検索する・検索されるためには「自分が18歳以上である」という年齢認証をパスしている必要があり、この年齢認証システムはドコモやau、ソフトバンクといった大手キャリアが提供しているため、それら大手キャリアのユーザーのみが対象となっています。

格安SIMサービスに乗り換えると年齢認証をパスすることができない(年齢認証を行えない)ため、LINEのID名で誰かを検索すること・検索されることができなくなります。

たとえば私は「magarisugi」というLINE IDを使っていますが、検索しても見つからないハズです。

合コンなどで「LINE交換しよ♡」と言われても交換できないのは非常にツライです。LINEでつながりたいときには、

  1. QRコードを表示させて登録する
  2. 「ふるふる」で登録する
  3. 電話番号を電話帳に登録して、自動的にLINEを追加する
  4. 登録用のURLを別のメッセンジャーやSNSで送る
LINEのID検索ができない格安SIMスマホで、年齢認証を行わないで友だち追加してもらう方法がようやく分かりました。

という方法になります。

コンビニからの支払いはできません

ほぼすべての格安SIMサービスが「代金はクレジットカード支払いのみ」となっています。振込用紙が郵送されてきて、コンビニで支払うといったことはできません。楽天カードみたいなやつなら簡単に作れるしポイントももらえるのでオススメです。

ドコモのAndroidでテザリングはできません

若干マニアックな話ですが、ドコモのAndroidスマホをそのまま使っている場合、格安SIMへ差し替えると「テザリング」が使えなくなります。iPhoneの場合は大丈夫です。テザリングを多用していた人は注意が必要です。

キャリア決済はできなくなります

ネットやアプリで買い物をしたときの支払いをスマホの月額料金と一緒に請求させる、「ドコモケータイ払い」や「au かんたん決済」、「ソフトバンクまとめて支払い」といった、いわゆるキャリア決済は使えなくなります。

Q&A

そのほか、よく聞かれることをQ&A形式でご紹介します。

Q:電波は入るの?
A:ドコモの電波を利用しているため、入りっぷりはドコモ本家を使っているときとまったく同じです。

Q:違約金を払ってでも乗り換えるべき?
A:毎月の支払金額の差額で計算し、何ヶ月くらいでモトが取れるかを考えてみましょう。

Q:電波が届かないときはどういうアナウンスになるの?
A:ドコモの電波を利用しているため「こちらはNTTドコモです」というアナウンスが流れます。「DMMモバイルです」というアナウンスではありません。

Q:アプリや電話帳が消えたりするの?
A:スマホを買い換えなければ、すべてそのままです。

まとめ

キャリアのメールアドレスやWi-Fiが使えなくなるようなデメリットはありつつも、月額料金はものすごく安くなる格安SIMサービス。私は乗り換えをして本当によかったと感じています。節約できるところはどんどん節約して、遊ぶ金を大切にしてみましょう!

DMMモバイルオフィシャルサイト

おまけ:私の考え

格差社会という言葉がすっかり一般的になりつつも、デジタルな持ち物に関しては日本は非常に差がない状態でした。

「アタシー、最近マジでお金ないんですよネー」と怖い言葉を言ってくる女の子でも、iPhoneとMacBook Airを持ってたりします。

諸外国ではかなり明確に「低所得者向け」の商品やサービスが存在します(低所得者向けとアピールされて存在します)。アメリカで行われているアートと音楽と悪フザケの祭典「バーニングマン」でも、入場チケットに「Lower Income Ticket」というカテゴリが存在し、一般のチケットの約半額で販売されています。

また、海外旅行中にiPhoneをひったくりに遭ったという話はよく聞きます。そりゃ、どこから見ても旅行者の女の子が札束(iPhone)を片手で持ってキョロキョロしていれば、多少のワルならひったくりしたくなるでしょう。

いろんなムダをなくして本当の意味でスタイリッシュな生活を送るために、自分の身の丈に合った商品やサービスを選ぶことは大切だと思います。私はもうiPhoneを手にすることはないでしょう。だってそこまで儲かっていないんだもの!がんばります。