麻原彰晃氏についに死刑執行(ФДФ;)オウムとLSDについて

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オウム真理教の教祖・麻原彰晃氏が逮捕されて23年。異例続きの(結論ありきで憲法を無視した)裁判の結果、死刑が確定し、2018年7月6日に刑が執行されました。

オウム関連本だとこのシリーズが圧倒的に面白いです↓

オウム真理教は信者へ奇跡的な体験を与える儀式「イニシエーション」のために、サイケデリクス(幻覚剤)の「LSD」を製造していました。原材料はロシアから輸入していたようです。

LSDを摂取すると、世界が煌びやかに見え、心身の感覚が増大します。「悟り」に似た境地になることさえあります。ただし、摂取量が多すぎると精神が拡大され過ぎて「トビ過ぎ」になり、精神の崩壊や飛び降り自殺につながる恐れがあります。通常は10時間くらいでシラフに戻るところが、三日三晩トビ続けていたという武勇伝もあります。

2002年まではLSDに作用がよく似た「マジックマッシュルーム」が合法だったため、私もよく食べていました。

最近の若者たちはマジックマッシュルームを体験したことがない人も増えています。あの時代が何だったのか、目一杯思い出してみました。

いくつかのオウム製LSDは地下マーケットにも流出し、その高品質な効き方から「OLストリート」の俗称で羨望されていました。

オウム崩壊のころには、現在も活躍している某DJがオウムの倉庫からLSDをごっそり盗み出してフリーパーティが開催されたという都市伝説もあります。宗教団体という枠を超えて、アンダーグラウンドカルチャーにも少なからず影響を与えていたのでしょう。

イニシエーションの際はLSDが含まれた液体を最初に麻原氏が口に含み、コップに吐き戻した物を信者が飲用していたとのこと。LSDは口の粘膜から急速に吸収されます。信者ひとりずつに対して「口に含んで戻す」という行為を繰り返していたら、想像を絶する量のLSDを摂取していたハズです。

10人の信者にイニシエーションを行ったすれば、10人分のLSD・・・マジかと・・・。

宗教家とLSDといえば、ラム・ダス(リチャード アルパート)の有名な体験談があります。

チベットを訪れたラム・ダスが、チベットの高僧に尋常ではない量のLSDを服用させたのです(ヒドイ!)。それは、ラム・ダスが「宗教家はLSDの体験どのように解釈するのだろう?」と興味を持っての行為だったとのこと。しかし・・・その高僧は顔色ひとつ変えずにケロっとしていたそうです。高僧の精神状態は常に大量のLSDと同様なのだ!と結論づけられました。

ひょっとしたら麻原氏の精神状態も常に大量のLSDと同様だったのかもしれません。もしくは、連日の連用で抵抗ができていただけかも(LSDのようなサイケデリクスは連続して使用すると効果が薄れるため、通常は数日のブランクを空けます)。

また、麻原氏はLSDについて以下のような意見を述べていたそうです。

薬物をつかっての神秘体験は仮の体験で、借金をして神秘体験をしているようなもので、めったにやるものではない

(1999年4月23日に行われた117回公判にて、元教団 厚生省 大臣 遠藤誠一氏の証言)

オウム「教祖」法廷全記録〈5〉より引用

これは、LSDへの理解が非常に深かったことを表していると思います。中途半端な人であれば、LSDを摂取しただけで「私は神になった!」とか「地球は愛に溢れている!」とか言い出すものですが、麻原氏はすごく冷めた目でLSDを見ています。

オウムがLSDを使用していたことについて、「洗脳するために薬物を使った」という見方もできますが、上記の発言を踏まえると、オウムが主張していた「修行のスピードを上げるために使った」というのも、ムリヤリな言い訳には聞こえません。

シラフで神秘体験をやったことがない人は、いきなり修行をしてもシラフで神秘体験に至るまでは時間がかかります。

でも、LSDで神秘体験を知っておけば、シラフのときでも「あの心境に近づければいいんだ」というガイドがあるため、時間が早いです。瞑想も同じですね。

「挿れる」という経験がまったくない童貞クンより、据え置き型のオナホで「挿れる」ことを知ってる童貞クンの方が、いざというときはスムーズに挿れられるようなものです。

私はオウム真理教が起こした一連の事件について、もちろん擁護するつもりはありません。宗教家が一般市民にテロ行為を行うというのは、信じられない行為です。

なぜ、あのように暴走してしまったのかについては非常に興味があります。

オウム真理教の書籍がPDFで閲覧できる状態になっており、私も読みまくりました(閲覧だけなら著作権法違反にはなりません)。

「漫画村」とか「Avgle」が話題になっている昨今、これを紹介するのは悩みましたが・・・状況がまた大きく変化しそうなので書いてみます。閲覧のみに留めましょう。

荒唐無稽な話も多いけれど、本当によく勉強していたんだなーと思いました。世界の救済や解脱についてマジメに取り組んでいたのでしょう。

なぜ、あのように暴走してしまったのかについては非常に興味があります。

教組だった麻原氏の口からはもう何も聞けませんが、この事実を「狂ったおっさんが暴走した」だけで片付けてはいけないと思います。

オウムでLSDを作っていた職人さんたち、いまごろ何をやっているんだろうな・・・。

※メスカリンも作っていたようですが、そちらはアンダーグラウンドシーンには流出していなかったように思えます。