バーニングマンへチャリで行った話・2002【おまけ】

シェアする

スポンサーリンク

自身2度目の自転車バーニングマン旅をを終え、日本へ帰る日が来ました。

9月11日 6:15

やっとこすっとこ帰国です。昨日はリノの空港で眠りました。エアコンが効きすぎていてちょっと寒かったです。

コンセントに差し込むと熱くなる「発熱電気バー」を持っていてよかった。水を沸かしてカップ麺食ったりお湯を飲んで過ごしました。リノ空港はコンセントもたくさんあるので電気を勝手に使いまくれます。

で、アメリカン・エアラインズでまずはロスまでの搭乗手続きです。

2000年に初めてリノへ自転車を持ち込んだとき、行き(大韓航空でロス→アメリカン・エアでリノ)は輸送費が無料だったのに、帰り(アメリカン・エアでロス→大韓航空で日本)では70ドル取られてしまいました。そのときになぜ大韓航空→アメリカン・エアだと無料で、アメリカン・エア→大韓航空は有料なのか、さんざん抗議したのですが「それはそういうものだから」というムリヤリな返答で言いくるめられてしまったのでした。

今年もやっぱり70取られるんだろうなー、でも絶対抗議してやるぞー、と考えながら手続きの列に並びました。

んで、俺の順番。

あんまり人のよさそうでないオバハンに当たってしまいました。チャリの入った巨大な段ボールをずりずり引きずりながらカウンターへ向かいます。

「これ、中身は自転車?」
「はい。そうです」
「じゃ、80ドルのチャージ。大韓航空の料金はええっと・・・」
「80? 去年は(本当は2年前だけど)70ドルだったのに?」
「いいえ、80。大韓航空の料金は・・・今聞いてみるわ・・・110ね」
「!! ワンハンドレッドテン!?」
「合計で190」
「んなムチャクチャな! だって日本から来るときにはタダだったんですよ!」
「でも大韓航空が110って答えてるし」
「去年はアメリカンには支払ったけど、大韓はタダだったです!」
「イヤなら乗らないことね。ちょっと考える? はい、次の人ー」
「うううう、ウソだろ・・・」

ここで190ドル払うことになろうとは思ってもみませんでした。70は払う覚悟でいたのですが、さすがに190は高すぎです。

がびーん。ひさびさの絶望感。どうするマガリ、どうなるマガリ。

んで、このオバハンだと絶対に190を譲らないと判断し、そうだ、これは自転車ではなくてただの巨大な荷物、中身はキャンピング・グッズということで再度申請してみようと考えて、もう一度列に並び直しました。

願わくばさっきのオバハンに当たりませんように・・・。

そして、願いはひとまずかなって別のオバハンに当たりました。

が! ここでいらんことに仲間の一人が

「その荷物はチャージ190よ。さっき聞いていたから」

とそのオバハンに伝えたのです!!!!!

おかげでマガリの「これは巨大な荷物であり、中身はキャンピング・グッズ」という申請はあっさり却下され、やっぱり190よこせと言ってきます。

がびーん。がびーん。がびーん。

「大韓航空はいつも無料なんですよ。もう一度聞いてみてもらえませんか?」
「さっき聞いたからもう聞く必要ありません」
「自転車じゃなくて大きな荷物なんです。中身はキャンピング・グッズ」
「でも自転車サイズでしょ。だから同じ料金」
「日本から来るときにもタダだったんですよ。もう一度聞いてみてもらえませんか?」
「聞けません」

・・・・カチーン。もう知らねぇ。190払ってやろうじゃないか。俺のサイフにゃカジノで勝った100ドル紙幣が入っているんだぞ。たしかに高いけど日本でまた地味な貧乏生活をすればいいだけじゃないか。

ふてくされた顔で200ドルをカウンターの上に置く。

するとオバハンはなにやらコンピュータをカチカチしつつ、呆れた風な顔でこんなセリフを返してきました。

「それじゃ荷物はいったんロスまでにして、ロスの大韓航空でまた聞いてみる?」

・・・通常、海外から日本へ帰るときは途中でちがう航空会社への乗り換えがあっても、自分で荷物を預け直す必要はありません。最初に預ければそのままダイレクトに日本へ届きます。

つまり、「成田→ロス→リノ」の場合は最初の到着地であるロスで預けた荷物を引き取って、乗り換えの飛行機(リノ行きの飛行機)にもう一度預け直す必要がありますが、「リノ→ロス→成田」の場合は、リノで荷物を預ければそのまま成田まで届けてくれるわけです。

が、それだと今ここで「リノ→ロス→成田」の合計金額である190ドルを払わないとならないため、まずは「リノ→ロス」までの手続きにして、ロスで荷物を引き取り、大韓航空の搭乗時にまた預け直して金額のことを聞いてみては?というのです。

あんたなかなか気の利いた判断をするねぇ。ほんの少しだけ希望が見えてきました。

「そ、それでお願いします。ロスで荷物を預け直しますんで」
「はーい、了解。それじゃアメリカン・エアの80ドルだけは今払ってね」
「ほい。それじゃ、これで」

思えば最初は「80ドル高いよ!」と抗議していたのに、あっさりと80渡してしまいました。

でもまぁこれからどうなるかわからないけど、やはり抗議はしてみるものだと思いました。だってあのまま最初のオバハンについてたら絶対に190ドルこの場で払わされていたでしょ。

絶対に大韓航空では無料で乗せてもらえるハズ・・・。これは大きな荷物で中身はキャンピング・グッズだし・・・。ものすごく淡い希望を胸に、ただいまリノ上空です。

9月11日 9:09

ロサンゼルス国際空港に到着しました。

ちょっと不安を抱えたまま、巨大な段ボールを抱えて大韓航空の搭乗手続きです。受付の人はコリアン美人でなかなかいい人。笑顔で応対してくれました。

んで、本題です。

やっぱりチャージ取られないじゃん!!!!!!! 無料じゃん!!!!!!!!!

ものすごく普通に「それじゃ1つですね。お預かりします」で終わったぞ!!

Fuck American Airlines!!!! 誰が190ドルも払うかっつーの!! 抗議してみるもんだよね。まったく。皆さんも高い料金を請求されたら一度は抗議することをオススメします。ひえー、危ないところだった。

しかしさすがロスの空港は9・11の翌年だけあって警備が物々しいです。犬(爆弾発見用?)もすげぇウロウロしてるし、ビッグマグナムを腰に携えたこまわり君みたいなのもたくさんいます。でもマガリは危険な物は何も持ってないので、素直な気持ちで飛行機に乗りました。

9月11日 10:25

あと1時間で出発なのにロビーはすげぇガラガラです。さすが9・11。日本で行われた「Be-in」に参加したかったけど、時差の関係もあり帰国したら12日のお昼過ぎ。参加できず。ちょっと残念。

それにしても、これだけ人が少なかったら座席をビジネスクラスとかに変更してもらえないかな。機内食は絶対におかわりできるな。いろいろわがまま言ってみようかな(マガリは「Fish or Meat?」と聞かれたら「both」と答えます)。

エコノミーのままでも座席を移動して、3席くらい使って眠れないかな。ていうかやっぱり皆この日は避けるのね。何も起こりませんように・・・。

そうそう、手荷物検査がやたらと厳しくて、俺の前の女の人はすべての荷物を調べられ、男の人も靴を脱がされてました。
んで、俺はというと実にあっさり「行っていいよー」という事で拍子抜けしてしまいました。

自分で言うのもアレですが、俺の前の女の人、男の人、俺の3人ならどう見たって俺が一番あやしい雰囲気なのに、本当によかったんでしょうか。てへへ。

9月11日 15:30

KE002便は定刻通りに離陸しました。

機内はやはりガラガラで、ビジネスクラスへの移動は断られたけど、横並びの座席3つを使って眠ることができました。

んで、今はちょっと目を覚ましたところ。

なんだか退屈そうな映画をやっています。機内食はいつものように2食食べたのでお腹も一杯です。ここ数日の食事で一番うまかったのが今日の機内食でした。和食サイコー! 寿司食いてー!(と言いつつ、実は2日前にはリノでカニ食べ放題を満喫していたマガリです)

さて、日本に帰るとお昼の2時で、目白の自宅につくのは夕方くらいでしょうか。

今日は池袋のうまいラーメン屋にでも行こうかな。それとも近所の寿司屋(大将がカウンターで握ってくれるけど安いのよ)に行こうかな。ソバも食べたいな。
日本はもう涼しいんだろうな。秋がやってくるのかな。

本当に楽しい夏を過ごすことができました。つらいこともたくさんあったけどね。
これからは旅で得られたパワーを今度はみなさんに還元していきます。

マガリの旅、ひとまず完了。ここまで読んでいただいてありがとうございました。