青ヶ島でキャンプをして分かったこと【10選】

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ちょうど一年前ごろ、東京の離島・青ヶ島でキャンプをして数日過ごしました。人間の根源が復興するようなサバイバル生活はとてもエキサイティングでした。

東京の離島・青ヶ島に行ってきた【サバイバルキャンプ】
東京の離島、青ヶ島へブラリと行ってきました。なにもない中でのキャンプ生活は、不便な分だけ気づくことが多い日々でした。また行きます!

青ヶ島の情報は誤解(誇張)されている点も多いので、実体験から分かったことを挙げてみます。

青ヶ島に行くのは難しくない

「絶海の孤島」や「選ばれし者だけが辿り着ける島」と宣伝されることもあるけれど、行くのは難しくありません。東京からの直行便は就航していないため、八丈島経由となります。

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八丈島までの船は毎晩就航しているから、仕事帰りに乗れば翌朝には八丈島。八丈島から青ヶ島への連絡船も週に5日程度就航しているので、「昨日の今ごろは会社だったのか!」みたいな旅も可能です。

【外部サイト】八丈島⇔青ヶ島 | 伊豆諸島開発株式会社

船室のランクで金額は変わるけど、安い部屋なら東京から青ヶ島まで往復しても総額で2万円程度です。

※ただし、天候次第では船が就航しないこともあります。スケジュールがカツカツの旅ではなく、ある程度融通が利くようにしておきましょう。

青ヶ島でもスマホは使える

私は格安SIMの「DMMモバイル」を使っているのでドコモの電波です。青ヶ島のどこにいても、きちんと電波が届いていました。通信速度も悪くなく、YouTubeを見たり、音楽を聞いて過ごすこともありました。

デジタルデトックスをしたいときには、いますぐ電源を切るのをオススメします。

青ヶ島は観光地ではない

誤解を恐れずに言えば、青ヶ島はものすごく退屈な島です。海水浴ができるビーチや、見晴らしのよい温泉はありません。歴史的スポットはいくつかあるけれど、レンタカーに乗っていれば一日ですべて見終わると思います。

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雨が降ったときなどは、本当に何もできません。

「島の子供たちが泳いでいる場所」として教えてもらった海岸は、冗談ヌキで「いやこれ、ムリっしょ・・・」という上級コースでした。島の子はスゴイですね・・・。

青ヶ島の自然はやさしくない

私が滞在している数日の間だけでも、スコールのような土砂降りが一晩中続いたことがありました。テントが水没するのではないかと、発狂しそうになりながら過ごしました。

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「落石注意」の看板の場所ではちゃんと落石に遭い、キャンプサイトはトルネードが発生すると言われ、かなり厳しい自然環境でした。

「自然はいつも私たちを癒してくれるよね♡」なんて勘違いをしている女子を連れて行ってみたいものです。

水の確保で死にそうになる

青ヶ島には無料のキャンプ場がありますが、整備されたレジャー用のキャンプ場とはかなり異なります。

キャンプサイトにある水道は飲用できない恐怖の水しか出てきません。島の人からも絶対に飲むなと言われました。

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飲み水が欲しいときには、キャンプサイトから1時間程度歩いて村役場の水道から水を分けてもらう必要があります(そしてまた1時間程度歩いて持ち帰り)。

船の到着する港からキャンプサイトまでも1時間程度かかり、道中にはお店や自動販売機が一切ないので、飲み水を持たずに到着した場合はリアルに危険です。飲み水の残量は常に意識しておきましょう。

また、キャンパーは原則的にレンタカーを貸してもらえません。坂道の続く島の中をすべて徒歩で移動することになります。

※島の人はキャンパーにとてもやさしいですが、キャンプサイトの環境はなかなか厳しいです。

青ヶ島のサウナはすべてが熱い

キャンプサイトの近くには「ふれあいサウナ」という、地熱を利用したサウナ施設があります。サウナーなら一度は体験したい天然のサウナですが・・・

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天然すぎるため、とにかくすべてが熱いのです。サウナ内が熱いのはもちろん、水風呂の水道の蛇口をヒネっても、シャワーをヒネっても、熱湯風呂のようなお湯しか出てこないことがあります。雨が降った翌日くらいは冷たい水が出るようです。

青ヶ島でも星空はそんなに見ない

天の川が増水気味に見えるほど、星空がキレイな青ヶ島。ただ、星空って夜中ずーっと出ているんですよね。深夜3時ごろの星空が一番キレイと聞いていたけれど、暗い中だとやることもないし、昼間の暑さで疲れているし、早い時間にテントで寝てしまうことが多かったです。

女の子と一緒に行って、テントの中でイチャコラやってから星を見る〜みたいな流れが作れれば最高だと思うのですが、ひとり旅だとテントに入ると寝てしまっていました。

食生活が変わるのはとてもキツい

青ヶ島のキャンプ生活では、水を贅沢に使うことができなかったため、お米を炊くのではなくイモや玉子を「地熱釜」で蒸かして食べつないでいました。

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最初のころはウマイと思っていたイモも、一日3食すべてイモ生活が続くと、かなり飽きてきます。コーラ飲みたいなーとか、コーヒー飲みたいなーとかの欲求も出ます。

慣れた生活を変えるのは簡単なことではありません。被災地ボランティアへ行ったとき、カップラーメンが大量に余っているのを目にしました。そりゃそうですよね、そんなのばかり食べられないでしょう・・。

民宿とキャンプでは体験が違いすぎる

青ヶ島では民宿に泊まるという選択肢もあります。民宿に泊まるとキャンプの不便さがいきなりなくなります。

それはもう、青ヶ島に到着した瞬間から違います。キャンプサイトまで歩いて到着しなくてはならないキャンパーと違い、民宿を予約していれば港に送迎に来てもらえます。

水道をヒネれば飲み水が出てきて、ご飯は3食提供されます。暑ければエアコンを付けて、雨や風に怯えることなく布団に入って眠れます。民宿があるエリアはお店や居酒屋、観光スポットも近いです。

「青ヶ島なら行ったことあるよ〜」という人には「民宿なのか、キャンプなのか」を追求してみましょう。

青ヶ島にしかないものは、自分でしか見つけられない

青ヶ島は見所が少ないので、一般的な観光地のような「一日目はココを回って、これを食べて、夜はこっちに行って・・・」という過ごし方はできません。

やさしい自然の中でゆっくりと自分をデトックス♡ みたいなのも、降りかかる落石や熱すぎるサウナの前では「自然は人間にやさしい」という考えがエゴであったことを思い知らされます。

青ヶ島にしかないものは、自分でしか見つけられません。

厳しい自然と対峙し、イモばかり食べ続け、集落へ出て飲み水をもらったら世捨て人のようにキャンプサイトへ戻る生活。

それをどのように感じるのか。

私はそれを確認するために、たぶんまた行きます。本当はグランピングとかおしゃピクでインスタグラマーな女の子とフォトプロップス持ってセルフィー撮ってタグ付けされたいんですけどねー。

さて、準備しますか・・・!