Mt. Roseを猛スピードで下ってゆく。いろいろなことを思い出す。
もうすぐ日本に帰らなくてはいけないことに気づく。結局今回の旅では温泉に一度も入れなかった。日本に帰ったらどうしよう。何を食べよう。どんなこと話そう。
これからの生活。旅の生活。
バーニングマンまでチャリで行ったり、レイクタホを一周したり。それって他の人からすれば価値のないことだろう。そんなことに命がけで挑んでいた俺。
バーニングマンへの旅では熱射病で倒れ、レイクタホではクマに襲われ、2回も死の恐怖を覚えた。熱射病で目の前がグルグルと回り、真っ暗になった時はもう起きあがれないかもしれないな、こんなところで干上がった姿で発見されるのかな、と思った。
でも幸運なことに少し眠った後に目を覚まし、気力で走って服も脱がずにピラミッドレイクに飛び込んだ。あのときの感覚。まさに「生」だった。すぐ横で牛が水浴びをしていて少し生臭かったけど最高に気持ちよかった。クマに襲われたときは案外冷静な自分が可笑しかった。
今は東京に戻ってきています。毎日そこそこ忙しい日々です。
東京のバッドバイブレーション、負のパワーには驚かされます。その中で生活できている自分、あっさりと適応してしまっている自分にも同じくらい驚いています。
だけどしばらく旅はしないでしょう。少なくとも一人旅はしないと思います。これからは今までの旅で得たものをこの町に戻していきたいと思っています。ちょっとだけ「いい歳」になってきたしね。
では、またどこかで会いましょう。もしも旅をしてたなら一泊泊めてください。感謝だけは誰にも負けずにしますんで。
・・・次に行ってみたいところはボイブンバかな?
おしまい。