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9月12日 ゴール

ビーチサイドでキャンプ→Kings Beach→テッシーミュージアム→ゴール→Mt.RoseのView Point

いやー、昨日のキャンプは最高でした。ただ、葉っぱのカサコソという音が雨の音そっくりで、どうにもこうにも落ち着かなかったため耳栓して眠りました。あまりの快適さにもう一泊していこうかと思ったけど、この先に「Kings Beach」なるビーチがあることを発見! Kingsっていうくらいだから王様クラスのビーチなはず!昼までダラダラしてから出発しました。

するとすぐにKings Beachに到着。めちゃくちゃ近かったですなぁ。
なんだかちょっとした公園みたいになっていて、人もたくさん。平和に賑わっています。でもNo Campってあちこちに書いてある・・。どうもここでキャンプするのは難しいようです。

ついでにレイクタホのマスコットキャラクター「テッシー(変な恐竜)」の「テッシーミュージアム」があるよ、とガイドに載っていたので、わざわざ通り過ぎた後で引き返してきたのに、なんとシーズンオフで閉まってました・・。

くやしいからテッシー人形の前で記念撮影だけ敢行。通り過ぎる車たちは「変な東洋人がおるなー」という視線で見ておりました。

ここでの収穫は昼飯を食べに入ったケンタッキーの店内に貼ってあったカーネル・サンダースの姿くらいです。そのまんまでしたよ、カーネルおじさん。俺ってお金もないし英語もよく分かんないから、食事はほとんどファーストフードでした。汚い格好でレストランとか入りづらいしねぇ。

テッシー テッシー

テッシーと俺 テッシーと俺

さて、Kings Beachではキャンプができないことは必至。となればゴールも近いし一気にゴールすることに決め、先へと急ぎます!

必要以上に豪華な建物がたくさんあってまるで絵本の中みたい。
とにかく走る。走る。もうここまで来ればレイクタホ一周は目前! 走る走る!!

そして! 見えましたHYATT!
そうここがスタート地点!

ということは、ついに、ゴーーーーーール!!

9月12日16時ちょうどにレイクタホ一周完了! 誰も祝福してくれないけど一周走破!

いやー、おもろい旅であった。今までずっと見たことのない景色ばかり見ていたので、見覚えのあるここはとても愉快な気持ちになってきます。

いろいろあったけど無事に一周走破できました。

HYATTにて ものすごく中途半端なゴールの表情。周囲の観光客から「あの人なんなのかしらねぇ」という視線を浴びつつ。

で、んで、感動冷めあらぬうちに新たなる問題が発生してきました。
今日の寝床はどこにしよう? このあたりにはモーテルとかないし、ロバートさんの家(スキー場のてっぺん)にまた行くのもキツい。適当な空き地もないので(プライベートビーチばかり)テントを張るのも難しそうです。

とりあえずリノ方面へ戻りながらヨサゲな場所を探すことにして、坂道をエンヤコラと登りまくります。うーむ、でもここらへんは民家が多くてキャンプしづらそう・・・。誰も住んでなさげな家がたくさんあったので(別荘かな?)、チン入してみようかとも思ったけど、ここまで来て罪を犯すのもナンなのでやめておきました。

んで、閃きました!

Mt. Roseの中腹にView Pointがあるのでそこでキャンプをしよう!なんといっても今日はフルムーン。山の上で月見をしながら旅を締めくくろう。

よし! そうと決めたらMt. Roseを登って行こう。

途中、なぜかママチャリに乗ったおっさんに追い越されたりしながら(彼はどこに向かっていたのだろう。この先にはなにもないぞ・・)、レイクタホが一望できるView Pointへなんとか到着。ここからはレイクタホが丸見えです。

ああー、俺はこんなところを走っていたんだ。クマに襲われたのはあそこらへんかなー。なんだか見下ろしているのが不思議な感じでした。

View Pointってことで観光客がどんどん来るけど、そんなの気にせずゴザを引き、カニカマに醤油をかけて食らいます(今回の旅の最中、ずっと醤油は持っていました)。

座禅を組んで山と湖のパワーを体に取り込む。

・・・いやー、快適。でもちょっと曇り空。はたして満月は拝めるのかしらん。

曇り空 めずらしく曇り空

View Point 一人の辛さをごまかすため、いつも必要以上に明るく記念撮影です

ここはちょうど崖沿いにガードレールがあって、ガードレールの内側に車道が通っています。そのガードレールと崖の間に2mくらいの空き地ができてるので、そこへテントを張ることに決定しました(一人用のテントなのでせまい場所でもOKなのだ)。
ここなら仮に山の上からクマが降りて来たとしても車道を横断しないと俺の所まで来れないし、まさか崖の下から登ってくるとは考えにくい。すっかりクマ恐怖症になってしまってたけど、ここならば安全でしょ。

寝床も決まったしメシも食ったし、ダラダラしているとコロラドから来たという大人数の団体さんと仲良くなりました。で、その結果、コーラ、グレープジュース、ゲータレード、レッドブル、ヨーグルト、バナナ2本をいただきました。

人から何か親切にされるとめちゃくちゃ笑顔になってしまう。ありがとう! そして速攻で全部食らう。

そろそろ日が沈もうとしてるけど、この曇り空じゃ満月を拝むのはムリかなー。

・・・そんな気持ちになっていたときにそれは突然に起こりました。

背中の方から「ビカッ」と赤色の光が伸びてきて大空を覆い、自分の周りが一瞬で赤に染まったのです。

え!? なにかが爆発したの? と本気で焦って振り返って見ると、そこには巨大な夕日が・・・す、すごい!! 太陽が沈む瞬間はこんなにもすばらしかったのか!
見上げると空はきれいなグラデーションを作り上げ、青空がどんどん夕日の赤色に変わっていきます。
青から赤へ、見事な光景でした。

今までに見たどんな夕焼け空よりも美しい。まるでオーロラのように光が空で動いていました。

・・・結局、雲が多くて満月は見られませんでした。しかしそれが残念に思えないほど、あの夕日は衝撃的でした。
あの赤に染まった空、あの瞬間を生涯忘れることはないでしょう。
寒い。寝る。ぐぅ。

夕焼け オーロラのように色を変える空

夕焼け 赤と青の波

夕焼け 巨大な湖に映る。もっと写真を上手に撮りたかった

キャンプ 左が車道、右は崖

次の日へ

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