ジェリーさんとジェリー奥さんと一緒にパンケーキの朝食。日本では納豆とみそ汁と米ってのが朝の基本、と教えたけど、まったくどんな食事か分からなかった様子でした。俺の英語力で説明するのも難しいので、「シリアルも食うよ」と言ってお茶を濁しつつ朝食終了。
ジェリーさんの家からMt. Roseの頂上までかなりあるので、大変だったら車で乗っけて行こうか? と誘われたけど、そこは腐ってもチャリ吉。きっちりと断って自力で頂上を目指すことにしました。
それにしてもホント、ジェリーさんはとにかくよい人でした。やっぱチャリ吉にはいい人が多いなー。
ジェリーさんと別れ、再び一人旅のスタートです。爽やかな朝日を浴びながらGo to the top! ひたすらこぎまくります。
が、どうもこの道は通勤路になっているようで、これから出勤と思わしき人々が車でガンガン走って行くのでちょいと怖い・・・。
怖いながらも走りまくってると、マガリを追い抜いていったバンが急に引き返してきてなぜか近くで止まりました。そして中から右手を振りまくりながら男の人が降りてきました。男の人は開口一番、
「あんたバーニングマンに来てただろ!?」
「へ?」
「ブラックロックレンジャーから噂は聞いているよ!」
なーぬー。こんなところでバーニングマンコネクションが活きてくるとは思わなかった。
話を聞くと彼、ロバートさんはステッカー会社のシャッチョーさんで、バーニングマンにも参加していたとのこと。
「My House is your house! 泊まりに来な!」
当然、お言葉には甘えさせていただきます。ロバートさんはこれから仕事なので、帰宅は18時頃になるとのことでした。ひとまず自宅までの地図を受け取り、18時頃またお邪魔させてもらうことに決定!
二日続けて寝床を確保! ツイてるなー。人との出会いが旅だから借金してでも行きたいなー。
そんなウキウキ気分でチャリをこいでいると、今度はおっさんとおじいちゃんの中間くらいの人が「頂上まで行くなら乗っけていこうか?」と声をかけてくれました。だもんで、チャリを荷台に乗っけて車で頂上へ向かうことにしました(腐ってもチャリ吉?)。
おっちゃんはMt. Roseの頂上へ散歩をしに車で来ているそうで、なんかそれってヘンじゃないか? と思ったけどツっこめず、素直に感謝です。
で、頂上です! さすが車は速いっす!
頂上でおっちゃんと別れ、少し散策。ここでしばらくのんびりしようかとも思ったけど、クマに注意って看板も立ってるし(しかもいっぱい)、今夜はロバートさんところに泊めてもらう約束なので先を急ぐことにしました。
山を下っていると遠くにレイクタホが見えてきました! まってろタホ! 今に一周するからな!
すんごいスピードでMt. Roseを下り、ついにレイクタホふもとへ到着!
んが、HYATTがあったりしてあんまり感動できず(オバハンたくさんいるし)。観光地なので仕方ないか。
バーニングマンの会場に到着したときの感動とは比べものになりまへんなー。
とりあえず腹も減ったので、適当な岩場へ降りてランチ。食後の軽い運動として湖に少しだけ入ってみたけど(全裸)、つ、冷たい・・。あまりの水の冷たさに泳ぐのは断念。甲羅干しに専念します(全裸)。
いい気持ちで両面焼きをしていると、カヌーに乗ったおばちゃん(全裸)が近づいてきました。おいおい、ここはブラックロックかい、と思ってると、
「ハーイ、今何時かわかる?」
「うわ、俺の時計壊れてるですよ。たぶん2時くらいだと思うけど」
「そっか、サンキュー。そこの岩場の陰のとこすごくきれいだから覗いてみなさいよ」
「いやー、でも水が冷たくってねぇ」
「あははは。まぁエンジョイしてね」
「うぃっす。サンキュー」
と、ごくありふれた会話を交わしました(お互い全裸)。
夕方になり、そろそろロバートさんの家に行きますかなーと地図を見ながら走っていると、自転車で遊んでいた小学生くらいの女の子2人が声をかけてきました。
「自転車が壊れてしまったみたいなの」
見るとサドルのネジがゆるまってて、サドルがバッカンバッカンになっていました。こういう時こそ(だけ)チャリ吉の本領発揮。速攻で直してあげました。
「ありがとう! どこから来たの?」
「ん、ジャパンだよ」
「・・・どこそれ?」
「・・・君のお母さんなら知ってると思うよ。多分。。」
まぁー、そうだよなー。アメリカの小学生はアジアの小国なんて知らないよなー。そんなもんだよなー。
そして女の子からベロがまっ青になるキャンディーをお礼にもらいました。ありがとう!
さて、一日一善も終わったし、ロバートさんの家へ急ぐことに。
地図を見ながら進む・・・、が!
ここで恐ろしい事実を発見してしまった! なんと平面の地図(2D)ではわからなかったけど、ロバートさんの家はスキー場のてっぺんにあったのだ(3D)!
タダ飯・タダ風呂・タダベットどころじゃない。信じられないほどの急斜面を貼り付くようにしてチャリで登りました。
さらにここらへんはプライベートエリアらしく、関係者以外の立ち入りを禁止するという看板があちこちにありました。道行く人の視線もちょっとキツい・・。うわー、つらいなー。
這々の体でロバートさんの家に到着。完全に山の頂上じゃん! ジャンベの音がどこか遠くから聞こえてきて、見事な半月と相まって感動ひとしお。
ロバートさんと再会し、Kiddyという名の猫と遊びながら男二人の10セント・インスタントラーメン・ディナー。バーニングマンの会話が弾みました。
「バーニングマンのどこがそんなに好きなの?」 と聞かれ、「Good Vibration」と答えたらかなりウケていました。ロバートさんは昔インドを旅したこともあるそうで、東洋思想にも精通していました(Goaは未経験らしいけど)。
レイクタホに近い、バーニングマンピープルが集まるという寺院(ガネーシャ・テンプルらしい)の場所も教えてもらいました。グッドバイブレーションだからぜひ行ってみるといいよー、とのこと。
そして、寝る。ロバートさん家は全フロアがカーペット敷きなので静電気がすごい。パチ!
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