東京白金フロートセンターでアイソレーションタンクに入った

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脳科学者ジョン・C・リリィ博士は「脳とココロ」のあり方を探り、長い研究生活の中で「アイソレーションタンク(フローティングタンク)」という装置を開発しました。

巨大なバスタブのような装置の中へ体温と同じ温度のお湯を入れ、エプソムソルト(硫酸マグネシウム)を溶かして浮力を作り、自然に体が浮くようにします。空間を密閉し、光・音を遮断。さらに、浮力によって重力からも解放します。プカプカとお湯に横たわると、少しずつお湯と体の境界線が曖昧になってきます。光も音もなく、脳への外界からの刺激を消していき・・・純粋な「脳」だけの存在になったとき、脳やこころはどのような働きをするのか・・・。

意識やココロって何だ・・・? 俺という存在は何だ・・・?

現在、日本にアイソレーションタンクに入れる場所が数カ所あります。昨年、岡山「HIKARI CLINIC」でタンク初体験をしたマガリスギ。本日、白金にある「東京白金・フロートセンター」で90分のタンク体験をしてきました。

事前にシャワーを浴び、四角いタンクへ全裸で入湯。内側からフタを閉めると完璧な暗やみ空間に。お湯の量は体を浮かせるのに必要十分なだけなので、おぼれるようなことはありません。仰向けでプカリと浮かびます。浮力が強いため、何もしなくても浮けます。泳げない人でも大丈夫。

エプソムソルトが溶けたお湯はこってりとした触感で心地よく、プカーンと浮かぶと極上の羽毛布団の中というか、大陰唇と小陰唇に挟まれている感じというか、とにかくリラックス(慣れは必要かも)。

目を開けてても閉じても同じ状態。耳もお湯の中なので外部ノイズは聞こえず、自分の呼吸音や内蔵の音のみ。

カ・ラ・ダ・ガ・ト・ケ・ル・・・

なにもしない90分。外からなにもやってこない90分。重力も、視界も、音も、スマフォからの情報も。そこにあるのは、ひたすら自分の脳だけ。外部からの刺激がない=すべてが内部から生み出されている時間。

非常にスッキリしました。まだまだうまい表現が見つからないけど、外部ノイズによって脳とココロの位置が狂っていたのを、再び近づけられた感じです。

ジョン・C・リリィ博士の自伝も、博士のちょっといい面がたくさん描かれており、オススメです。一例を挙げると、

  • 女の子に没頭しがちで冷めがち。年を重ねてもお盛んで、見習いたい面多し。
  • LSDを注射した注射器を適当に洗って風邪薬を注射したらトンデモないことに。
  • ケタミンを常用しすぎたために周囲が精神病院へ入院させるも、脳科学者であり偉大な医者でもある強力なコネを使って無事退院。
  • エサレンやスーフィズム、アレン・ギンズバーグにババ・ラム・ダスやホフマン博士にティモシー・リアリー、オルダス・ハクスリーらワクワクする名前がたくさん登場。
  • たびたび死にかけるも奇跡の生還を繰り返し、自分が純粋な研究をしているうちは自分は守られている存在だと認識するように。
  • 研究が軍事目的に使われることや、自身で試していない心療外科手術には断固反対。

※上記はRAP的な誇張を少々含ませておりますが、私・まがりはジョン・C・リリィ博士のことを心から尊敬しております。

さてさて、このグッドバランスな状態で2014年のラストスパートを駆け抜けたいと思います。