なぜ90年代末期から00年代にかけてのドラッグムーブメントが語られないのか?

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私は90年代末期から00年代にかけての、いわゆる「第三次薬物汚染」時期を東京で過ごしてきました。マジックマッシュルームが気軽に手に入り、繁華街には進化を続ける合法ドラッグ(現在の危険ドラッグ)屋が乱立していた時代です。海外旅行のついでに「おみやげ」を持ち帰り、仲間内に販売して次の旅の資金にすることも当たり前のことでした。

最近の若者たちはマジックマッシュルームを体験したことがない人も増えています。あの時代が何だったのか、目一杯思い出してみました。

当時のドラッグムーブメントは、音楽シーン、アートシーン、若者カルチャーへ少なからず影響を与えていたはずです。

しかし、当時を振り返ることのできる資料や文献は多くありません。懐かしの昭和アニメのように特集されることもありません。個人的には「あー、あったあった!この合ドラ、一服したら意識を失ってたけど何が入ってたんだろね!」みたいにベッドの上で女の子と盛り上がりたいのですが・・・

意識の高いサイケ女子の特徴をまとめてみました。決して、あなたのことではありませんので・・・。

というわけで、本日は「なぜ90年代末期から00年代にかけてのドラッグムーブメントが語られないのか?」について考えてみました。

いまだにバリバリの現役ユーザーである

90年代から変わらずにずーっとドラッグを使い続けている人もおられると思います。そういう人たちにとっては、ドラッグネタを語るなんてのは危険すぎます。

たまに勘違いされるけど、私はすでに違法なものは一切手元に置いていないし、覚醒剤のように「使っただけで罪になる」ものにも手を出さないように配慮しています。持っていないからこそ書けるのです。

2016年には大麻の復興を目指していた人たちが相次いで大麻取締法違反で逮捕されました。本当にカッコ悪いなと思いました。「持ったら出るな」と一緒で、「やるならやるな!」です。

社会的地位ができてしまった

いまや2017年。2000年当時にハタチだった女の子も37歳の熟女です。家族ができたり、社会的な地位ができてしまった人もたくさんいると思います。

そうなると「私も昔は全裸で踊り狂っててねー」という話はしづらいものです。

特に、Twitterに代表されるような「少しでも落ち度があったら徹底的に叩いてやる」という風潮の強い現代社会ではヘタなことは言わないのが一番です。偽名を使い続けてきて本当によかった。

死んでしまった

「ねこじる」も、「危ない薬」の青山正明さんも、マジックマッシュルームの人も、みんな自殺してしまいました。

ご冥福をお祈りいたします。素晴らしい時間をありがとうございました。

ドロップアウトした

飛びすぎて精神に異常を来した人も私のまわりには数人います。

世間一般の感覚とはズレてしまうと、世間一般に向けての情報発信というのはできません。今日も地球に感謝です。

そもそも、儲からない

当時の回顧録などを書籍としてリリースしたとしても、それほど売れるとは思えません。たしかにドラッグが気軽に手に入る時代ではあったけど、それぞれ「個人の体験」や「小さな仲間内の体験」だったので、ファミコンブームのように誰もが共感できるものではないです。

たとえば、「LSDのリキッドを手に入れたのでみんなの手の甲にポタポタと垂らしてプレゼントしていたら、うっかりドバーっと出てしまってブっ飛んで大変だった」なんて話題に「あるある!」と共感できる人は・・・多い?

ライター業をしている人たちは、リスクはあるのに儲からない分野には手を出さないでしょう。

というわけで

というわけで・・・

私のように、職業ライターになるスキルもなく、精神を崩壊させるまで飛ぶ勇気もなく、かといって社会的地位が高いわけでもない、ジャンキー崩れの三流ブロガーであればあーだこーだ書けるけれど、なかなか皆さん忙しいというのが実情なのかもしれません。

でも、私はあのドラッグムーブメントのおかげで精神の幅を拡げられ、たくさんの友達もできました。あの時代を過ごせてよかったと思います(違法行為を推奨するものではありません)。

同時に、世間からの偏見を少しでも変えられるように毎日きちんとがんばらなきゃとも思います。

「ドラッグを使ってた人なんて、どーせ定職にも就かずに生活保護を受けたり、田舎を転々としてんでしょ? そのくせ、「地球は愛に溢れている」とか誰でも知ってることを大袈裟に語るんでしょ?」みたいな偏見が大嫌いなのです。

上記のような理由でおおっぴらにはみんな言えないけれど、ドラッグを使ったことがあってもきちんと社会の中で仕事をバリバリしている人は大勢いるはずです。私もマガリなりにはバリバリやってるつもりです。

アップルのスティーブ・ジョブズは自伝の冒頭でLSD体験を絶賛していました。日本でも、そういうのが受け入れられる時代が来ることを願っています。

というわけで・・・

今後も、ウチはガンガン遠慮なく書いて行きます!!!!!!!!! あ、でも「昔はよかった」とは思ってません。いつだって未来の方が希望にあふれています。誰かの肛門から取り出されたチャラスより、カリフォルニアの最先端ワックスの方がずっと魅力的です。

かつてのドラッグムーブメントの終焉から学んだことを何かひとつ述べるとすれば・・・

みんなが前知識なく手を出すべきではないけれど、かといって「選ばれし者」だけが使えるようにすると意識とお金が集中するので健全ではなくなるし、求めず拡げずネタは天下の回り物、がよいかと思います。あと、精神疾患を抱えている場合は素直に医者へ行くのがよいと思います。

さて、本日もがんばりましょう!