音の拡がりを感じられるスピーカー cear pavé の正しい使い方を見つけた

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スピーカーに求めるポイントは、人それぞれいろいろあると思います。原音を忠実に再現するとか、極悪な低音を響かせるとか、バッテリー駆動とかコンパクトとか・・・。

私はじっくり音楽を聞くときにはヘッドフォンを使い、爆音で聞きたいときはクラブへ行くので、自宅で音楽を鳴らす際は「BGMとしてどこでも聞きやすい」ことを第一にしています。リスニングポジションが固定されることなく、部屋中に音が拡がって欲しいんですよね。趣味がこじれて多面体スピーカーの自作ワークショップにも行きました。

さまざまなモノヅクリワークショップを開催しているDMM.make AKIBAにて、「シナ合板でつくる多面体スピーカー」が開催されるので参加してきます!

で、最近はホテル暮らしの時間も増えたたため、「持ち運びしやすくBGMとして聞きやすいスピーカー」を探していたら・・・ちょっと気になるものに出会ったので購入してみました。

cear pavé

「cear pavé」と書いて「シーイヤー パヴェ」と読むそうです。プチシャワー・セペに空耳しそうですが、こちらを突っ込むと大変そう。

「VRスピーカー」を標榜し、キューブスタイルのコンパクトサイズからは想像もつかない、圧倒的な音の拡がりと高音質再生を両立させたワイヤレス・ポータブルスピーカーとのこと。

BOSEとかSONYとかHITACHI(英語圏では電マの隠語)といった大手製品ではなく、もともとはクラウドファンディングでスタートしたプロジェクトのようです。メーカーがウチと同じ台東区の会社だったので、ご近所を応援する意味も込めて買ってみました。

手のひらに乗るサイズで、重量は実測値で286g。大きさのワリに軽く感じました。厚みはirohaのパッケージと同程度くらいあります。

メーカーロゴが正面(上面ではない)に来るように設置します。

メッシュの向こう側に小さなスピーカーが左右・背中合わせのような形で存在しています。上面もメッシュで覆われているけれど、スピーカーがあるのは左右のみ。上面のメッシュ奥にはバスレフポートっぽい小さな穴が空いていました。

背面は充電用のUSB Micro Bコネクタ、3.5mm オーディオコネクタ、動作確認LED、各種コントロールスイッチ。Bluetoothだけではなく、有線で接続できるのは嬉しいですね。

底面は小さなゴム足が4つ。三脚用の穴が欲しかったところ。加工すれば付けられそうでもあります。

白い部分はプラスチック製、スピーカーをぐるりと囲んでいるグレーのメッシュ部分は金属製でした。高級感はないけれど、極端な安っぽさもなく、という感じです。メーカーロゴを消してアップルのシールでも貼ってみようかな・・・アップルシール、やたらと余りますよね。

cear pavéを聞いてみた

それでは早速聞いてみましょう。

cear pavéはコンピュータとUSBケーブルでつなげると、USBオーディオ機器としてそのまま使えるということで、Mac Book Pro 13(2016年モデル)とつなげてみました。付属ケーブルは「USB-A」なので、MacBook Proに合う「USB-C」のコネクタを装着し・・・

・・・。

あれ? システム環境設定の「サウンド出力」にcear pavéの名前が出てこないですね・・・。ふつーだったら接続するだけで出るはずなんだけど・・・。当然、何かを再生してもMacの内蔵スピーカーから音が出てしまいます。

・・・面倒くさそうなので、USBオーディオは諦めました。素直にBluetoothでつなげます。

えーと、背面のLEDが青と赤の点滅になっているときがペアリング待機状態だから、ここでMacからcear pavéにBluetoothでつなげると、背面のLEDが青色に点滅して、音楽の再生中は黄色で点滅・・・

え? 再生中は黄色で点滅?

そうなのです。cear pavéは正常動作時でもやたらめったら背面のLEDが点滅します。しかもそこそこ高光度。暗い部屋だとかなり鬱陶しい・・・ので、ビニールテープで遮光してやる予定です。

まぁ、ようやくこれでcear pavéの音が聞けます。

ではいろいろと再生!

・・・。

うん、まぁ、そうだよね。この大きさだからね。

ぶっちゃけていえば、決して「一般的な高音質」ではありません。一般的な高音質を求めるなら、JBLのスピーカーを買った方がよほど満足できると思います。

cear pavéは低音の迫力がなく、高音のキレがありません。音の拡がりという点でも、ふだん多面体スピーカーに慣れた身体では、うーん、絶賛するほどではないかな、と・・・。

ボーカルなんかはうまいこと「宙に浮いている」ように聞こえるのですが、他の楽器の鳴りが「小さなスピーカーから鳴ってます」という感じを脱しきれないため、うーん・・・。少なくとも、「ダンスミュージックをズンドコ聞く」ものではないし、「クラシックの幅広い音の世界に浸る」ものでもないように感じました。

で、cear pavéのように「スピーカーを外側に向けて背中合わせにして配置する」構造って、「波動スピーカー」が有名ですよね。

私は過去に波動スピーカーを専門ショウルームで試聴させてもらったことがあります。波動スピーカーは丸太のように巨大なものから、ディルドのようなサイズのものまでさまざまあり、やはりこちらも小さなサイズだとどうしても違和感がありました。

大きなサイズだとよい感じだったけれど、お値段もすごいことになっていたので、そんだけ払えばそりゃどんなメーカーのスピーカーだってキレイだろ!と思いました。

また、波動スピーカーのショウルームのスタッフさんが「iPhoneなどにMP3で入れた音だと音量が小さくなるので、CDから再生して欲しい」と喋っていたのが「?」でした。「音圧」や「音質」なら分かるけど、「音量」は圧縮音源でも一緒じゃないかなと・・・。イマイチそこのスタッフさんと波動が合わなかったのを覚えています。

で、だ。

cear pavéを、まいったなー、これ、ちょっと失敗だったかもなー。小さいのはいいけどLEDは鬱陶しいし、背面に操作系が集中してるから押しづらいし(なぜ上面に配置してくれなかったのかと)、まいったなーまいったなーと思いつつ・・・

やべぇことに気づきました。

ASMRを再生させると、リアルなのだ。

具体的には、はとむぎさん。俺がYouTubeでチャンネル登録しているのは、ひげおやじとはとむぎのみ。

ASMRはヘッドフォンやイヤフォンで聞くのが基本です。そうすることで、本当に耳元で囁いてくれているような幸せな感覚を味わえます。MDMAなんかと同じ多幸感ってやつですね。

でも、ヘッドフォンやイヤフォンを装着したままだと、どうしても「寝ながら聞く」ときに不便でした。できれば、身体には何もつけずに(なんなら全裸で)音に包まれながら眠りたいのです。

cear pavéなら!!!!!!!!! このコンパクトさだし!!!!!!!!!

枕元に置いてはとむぎ動画を再生しつつ眠る・・・もしくは、胸元に抱いて「女の子が自分の上にうつ伏せで乗っかっている図」のように・・・(重くない?とか言われつつ)

新時代、キタね。