そもそも格安SIM/MVNOってなに?

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携帯電話やスマートフォンには「SIMカード」という、小さなカード状のものが刺さっています。このSIMカードの中に自分の電話番号とか、どこの携帯会社を使っているかというようなデータが保存されています。なので、SIMカードを抜いてしまうと電話は使えなくなるし、誰かのと入れ替えると、その人の電話番号が使えるようになったりします。

SIMカード

SIMカードには3種類の大きさがあります。金色の金属部分がついた、指先に乗るほど小さくて薄いカードです。

格安SIMについて

ドコモ/ソフトバンク/auという大手の携帯会社。キノコだったり犬だったり、えーとあとひとつは何だっけ・・・、そういう大手の会社とは違う、新しい会社がSIMカードの販売を始めるようになりました。それらの会社は大手の会社より料金が安く設定されているので、「格安SIM」と呼ばれています。

これらの「格安SIM」を使えば、携帯電話料金を大手の会社よりもグっと安くすることが可能になります。

MVNOについて

MVNOとは「Mobile Virtual Network Operator」の略称で、仮想移動体通信事業者と訳されます。すごい適当に言えば、大手の携帯会社から電波を借りて、通信を提供(=SIMカードを販売)している会社です。

ラーメン屋で例えれば、厨房を持ってガンガン料理を作って出しているのが大手の携帯会社、ドコモとかソフトバンクとか。で、そこで作られたニラレバ定食+おともラーメンを、みんなでワリカンして「じゃ、俺はニラレバ」「俺はラーメン」「俺はメシだけ」という感じで食っているのが、MVNOです(正確には、そのワリカンを仕切っているのがMVNO会社)。

なので、それぞれの内容は少々違うけど、品質は大手の携帯会社と同じなのです。ドコモの電波が通じるところであれば、ドコモの電波を借り受けているMVNO会社も同じように電波が通じます。

このページでは、さまざまなMVNO会社を3行で紹介しています。

MVNOの特徴

MVNO会社が提供する格安SIMは、価格を抑えるためにさまざまな工夫がされています。その仕組みを理解することが第一歩です。

高速データ通信の制限

MVNOは「高速データ通信」 が、データ通信量ごとに細かくプラン分けされています。高速データ通信とはその名のとおり、高速にデータ通信して高速にインターネットが使えることです。

たとえば、「1GBプラン」というようなプランは「1GBまで高速にインターネットが使えるよ」というもので、「1GB」の部分が「3GB」とか「10GB」になればなるほど、値段は高くなります(無制限というものもあります)。

「1GB」ってのが、何をどうやったら使い切る量なのかは、スマートフォンの利用方法でかなり変わってきますので、とりあえず1GBプランくらいからスタートして、使い切るかどうかでプラン変更を考えていけばよいかと思います。

そして、この高速データ通信の制限を超えると(=契約プラン以上の通信をすると)、接続速度が極端に遅くなります。ええ、メッチャクチャ遅くなります。

対応しているスマホに注意

MVNO会社は基本的にはSIMカードのみ販売しています。SIMカードを差し込むスマホ本体は自分で用意する必要があります。今まで大手の携帯会社で使っていたスマホをそのまま使い回せるかどうかは、MVNO会社のサイトなどから確認しておきましょう。

大雑把にまとめると、「SIMフリー」のスマホとドコモのスマホはだいたい大丈夫ですが、それ以外はだいたいNGです。

MVNO会社がスマホとSIMカードをセットで販売していることもありますが、どれもAndroidなのでiPhoneが使いたい人はドコモのiPhoneかSIMフリーのiPhoneを自分で用意する必要があります。

キャリアメール使用不可

ドコモやソフトバンクだと、「@docomo.ne.jp」や「@softbank.ne.jp」といった携帯会社(キャリア)の名前が入ったメールアドレスを使うことができますが、MVNOでは使えなくなります。

そのため、会員登録にこれらのメールアドレスが必須なサービスは使えません。

具体的には・・・プリクラ!!!!!!!

撮影したプリをスマホに入れるには会員登録が必要で、その登録にはキャリアメールが必須なので、MVNOに乗り換えると使えなくなります。残念・・・。

年齢認証不可による制限

ドコモやソフトバンクだと、「携帯会社(キャリア)のIDを使った年齢認証」という仕組みがありますが、MVNOにはありません。

そのため、機能の一部に年齢認証が必須なサービスは使えません。

具体的には・・・LINEのID検索!!!!!!!

まず、LINEでID検索を可能にするには年齢認証が必須となっています。犯罪を防ぐためにも仕方ないこと。だけど、MVNOだとこの年齢認証が行えないのです。

「LINEのID交換しようよー」というBIGチャンスのとき、「あ、俺のIDは検索しても出てこないんだよね・・・」という残念な回答しかできません。あくまで「ID検索」がNGなだけなので、電話番号を登録してもらって表示させたり、QRコードから登録すれば大丈夫です。

かなり残念な仕様なので、なんとか対応してもらいたい部分です。

※MVNOでもLINE IDの検索が可能になる裏技みたいなのはありません。LINE会社にしても、そんな裏技があったら本人確認できてねーじゃないかというお叱りの元なのでヌケ道はすぐに塞がれます。他人のSIMで年齢認証をパスするという方法は、それ本人確認じゃないからさ・・・そんなのドヤ顔で言われてもさ・・・。

賢く使えばグっと節約

まぁいろいろと面倒の多い格安SIM/MVNOですが、仕組みを理解して使うことができれば毎月の支払いをグっと節約できます。私はごく普通にスマホを使って、毎月の支払いは1,700円程度です。

いろんな会社があるので、自分に合ったサービスをじっくり選んでみましょう。