なんと、あまり疲れることなくピラミッドレイク近くの「ピラミッドレイクストア」に到着してしまいました。予想よりもぜんぜん早い到着です。2000年よりスピードアップしてる気がする。すごいな俺。
でも真夜中なので当然閉まっています。ううーむ。
そして、そばの小さな建物に明かりがついてます。なんだろコレ。ドア開いてて冷蔵庫がある。倉庫っぽいな。お、あそこに待望の空きコンセントを発見!!
というわけで、さっそくバイオの充電スタート!!
いやー、勝手に侵入してます。真夜中でよかったです。遠くで犬が吠えまくっているのがちょっと気になります。誰かに見つかったらどう言い訳しようかな。さっぱり思いつかないな。撃たれませんように・・・。
休めるときに休んでおかないと危険なので、充電しつつ一休み。マフィンうまい。
さて、このままピラミッドレイクストアを越えて走れば朝にはピラミッドレイクに到着できるハズ。がんばっていきましょう!!
こんな張り紙の貼ってある小屋
釣った魚をいろいろやる小屋なのかしら。よく分かりません。
かなり勝手に充電しています
なんと、ピラミッドレイクストアを越えて少しするとピラミッドレイクが見えてきてしまいました。
暗くてよく分かんないけどまちがいないハズ。あれ? こんなに近かったっけ??
ううーむ。なんだかあっさり到着できたなー。あまり疲れてないし、いいペースだなー。
とりあえず2000年と同じように「WINO BEACH」でキャンプをすることにしました。
熱射病で死にそうになったときの大きな岩「INDIAN HEAD」が遠くに見えます(このときの話は「めざせブラックロック2000」で)。
あー、あのときはつらかったなー。今年は案外余裕があるなー。
これが経験ってものなのかなー。俺も大人になったものだなー。
ていうか日本はどうなってんのかなー。仕事も探さなきゃなー(独身無職)。
とかなんとか言ってると、「WINO BEACH」の看板を発見!さっそくビーチに向かいます。
ピラミッドレイクの砂はすごくやわらかく、ズブズブと埋まってしまうためにタイヤを取られて大変でした。クソ重いチャリを持ち上げて運びつつ、なんとかビーチまで到着。満天の星空と静かな湖。いい感じです。
あれ? キャンピングカーが止まっている・・・。誰かキャンプしてんのか。これじゃ全裸で泳いだりしにくいかもな。まぁいいや。とりあえずテントを建てなきゃ。
というわけでテントも建てたし、予定よりも早い時間だけど就寝でーす。ここでしっかり休んでおかないと、明日は地獄の道であるハイウェイ447だし、早いつっても夜中の4時だし。
外は寒いけどテントの中は以外と暖かい。
ぬいぐるみ2体と一緒に眠ります。連れてきてよかった。ぐう。
いんやー、しっかり寝ました。湖の側だからか、この時間でも意外と風が涼しくてサイコー!
そうそう、先客のキャンピングカーは子供連れの平和な家族であったため、とりあえず全裸で泳ぐのは遠慮しておき、短パン1つで泳ぐことにしました。きゃほーい!!
が、んが! み、水が冷たい! そして遠浅すぎて泳げねえ!!
はい。わずか10分足らずで水泳は終了です。ムダに体力使ってもダメだしね。朝食はベーグル1つとビーフジャーキーです。こんなんで走れるのかいな俺。でも他に食うものないもんなぁ。
あー、ベトナム麺とか食いたいなー。
WINO BEACH入り口
微妙に曇ってみえますが、実際はイヤになるほどバカっ晴れです。
ピラミッドレイクの水
遠目にはキレイだけど、実はそこまでキレイじゃなかったりします。
ううーむ。気がつくとビーチに大勢の人がやって来ている・・・。今日って土曜日だし、学生さんとか夏休みも終わりが近いし、天気もいいからリゾートなのかな・・・。
そうなるとチャリで来てソロキャンプをしているマガリはちょっと居心地が悪いので、ちょうど時間もいいし出発することにします!
ここからニクソンの町まではすごく近いし、ニクソンにはビジターセンターがあるのでちょっと休ませてもらおう。んで、日が沈み始めたら地獄道であるハイウェイ447へ挑み始めよう。
おっしゃー、決定でございます。そうとなればテントも片付けます。
走り出します。ちんたらちんたら。
走っています。ちんたらちんたら。
う、ううーむ。あれ?
ニクソンが見えてこない・・・。
予想では15分も走ればニクソンが見えてくるハズだったのに、まったくなんにも見えてこない・・。
炎天下を走るのは強烈に体力を奪われ、ノドもやたらと乾いてくる・・。
どこじゃー、ニークソーン!!
遠くに「INDIAN HEAD」を眺めながら(右奥の岩)
ややや、やっと見えてきましたニクソン。想像以上に遠かったなー。読みが狂ってました。
んで、ビジターセンターにさっそく寄ってみます。ここら一帯はかつてネイティブ・アメリカンたちの土地であり(まぁそう言ったらアメリカ全部そうだけど)、そのころのあれやこれやが展示されているのです。
入ってみるとエアコンがなんとも心地よい。受付の人は電話中であったため、軽く手を振って挨拶。展示物を見つつ、あわよくば充電できないもんかとコンセントを探します。
うーむ。展示のテレビと壁にもう1箇所あるにはあるけれど、コッソリは使いづらいなー。仕方ないので充電はあきらめて、トイレに行って水を飲んで帰ることにします。
最後に受付の人へ、
「いやー、ありがとうございましたー」
とか適当に話して
「どこから来たの?」
と聞かれたので東京であると答えると、
「ひょっとして前もチャリで来てた人? バーニングマンにまた行くの?」
って、おいおい覚えてたんですか! そう、そのチャリ好きの日本人です!!同じ人だと気づかなかったー。
いやー、うれしかったです。公衆電話ならこの先の店にあるよーと教えられてお別れ。ありがとう!!
ビジターセンターのすぐ先、ハイウェイ446とハイウェイ447の交差点にニクソンストアがあります。
とりあえずメシ!ってことで、ハンバーガーのデリを注文。チーズバーガーとポテト、ドリンクのセットで$3.5となかなか安いです。ハンバーガーがファーストフードであることを忘れるくらい時間かかったけど、うまかったなー。
その後、店の外の公衆電話から音響カプラーを使ってネット接続をしていると
「なにやってんの?」
と話しかけられました。
えーと、コレとコレを使ってコレからインターネットにつないでいると答えたら「すごいテクノロジーだ!」と驚いてました。
まぁ今の時代に音響カプラーで接続なんてないですからねぇ。通信速度は9.6kbpsなんですけどねぇ。たはは。
そして、ここからガーラックまでは60マイルもあるのにチャリで行くつもり?とまた驚かれました。
んで、次の人はここからガーラックまでは70マイルもあるのにチャリで行くつもり?と驚いていました。どっちじゃー。10マイルの差は俺にとってはキッツイぞー。
まぁ、そんなこんなでひとまず体力はバッチリ、お腹もバッチリ。けっこう大事なメンタル面も、ニクソンストアのおばちゃんがすごくいい人だったのでいい調子。そろそろそれじゃ地獄道であるハイウェイ447を行ってみますか、行きますか!!
夕方6時10時)、最後の道のりであるハイウェイ447へついに乗り出す! ジャジャーン!!
ハイウェイ447はブラックロックへ続く最後の一本道のため、横を車で通りすぎる連中はほとんどがバーニングマン・ピープル。チャリに向かって声援をかけてくれます(でも応援しているクラクションなのか「ジャマだよ!」というクラクションなのか分からない時もあり)。
左手にはピラミッドレイク、そして沈みゆく大きな夕日。すごいロケーション。大自然の中にいる俺。
この景色を見てしまったら、他のとこなんて感動しなくなってしまいそうです。本当にすばらしい。
こういう時にちゃんと写真を撮れればカメラマンなのかもしれないけど、俺は違うので、この景色は自分の目だけで楽しむことにして走り続けました。独り占めです。はっはっは。
夕日を見ながら走るのはなかなか快適。気温も暑くなく寒くなく、ブリブリ走れる。
ブリブリブリブリ。
ううーむ。だんだんつらくなってきました。想像通りの地獄道。まずもって歩道がないために車がすぐ横を走り抜けていくのが最高に怖い。
気の利いた車はウィンカーを点滅させて大きく横を追い抜いてくれるけど、たまにすごい近いところを超スピードで追い抜いて行くヤツもいてマジで殺されそうになります。
そりゃそうだ。誰がこんな道をチャリで走っているヤツがいるなんて想像するだろう。
俺だって98年、99年に車でブラックロックへ行ったときにはガンガンに音楽をかけ、車内でシッチャカメッチャカに踊りながら足でハンドルを握って運転していたくらいだから、そりゃ仕方ないってものかもしれないけどね。
なんだかそろそろ日が沈みそうだ。先へ急ごう。
すっかり日も沈んでしまい、ものすごい横風が吹いてきました。
おそらく太陽で暖められていた地表が日没によって一気に冷えるために起こる風(気流)だと思うけど、き、キツイ・・・。横風の中を走るのはとにかくキツイ・・・。
しかもまだ月は出そうにありません。
おかげで真っ暗な道をライト1つで走らなくてはならず、かなりキッツイ状態でした(日が沈んだために完璧な暗闇になっていて、民家もなければ当然街灯もない!)。
一人で砂漠の暗い道を走るのは精神的にやられてしまいます。
左側にある大きな岩が「竜の頭みたいだなー」とうっかり想像してしまったら、その考えに取り憑かれてしまいました。
やばい竜の頭が俺を襲ってくる!! 竜が追いかけてくる!! こええええええええ!!!!
見事なまでのナチュラル・ハイです。精神集中していないとフラフラと倒れてしまいそうです。目の前バキバキです。
はぁ・・・。早く月が出てこないかなー。
やっと月が出てきました!!
日の出は見たことがあるけど月の出は初めて見たかも。右の山が徐々に明るくなっていて、本当に日の出のように月が出てきたのです。
ぽっかりと浮かんだ満月はバッキー!とすごい笑顔をしていました。励まされました。
本当に満月が笑ってたんです。月が出た途端に世界も明るくなったし。「うわ、満月が笑顔じゃん!!」と一人で盛り上がってしまいました。
深夜のハイウェイ447
笑顔で見守ってくれる月を力に、走る、走る、走るマガリ!!
んが、ここでニアミス事故発生!
アホなキャンピングカーが俺のすぐ横を猛スピードで走り抜けたため、風圧ではじき飛ばされてしまいました。
今回の旅で初めての転倒。痛いとかではなく、くやしかった。でもケガも故障もなし。ラッキーだった。
あれで接触していたら確実に命はなかったな・・・気をつけないと・・・。
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