【閉店】浅草観音温泉が閉店してしまったので体験談を【ヌキなし】

シェアする

スポンサーリンク

東京を代表する観光地・浅草に「観音温泉」という天然の温泉施設がありました。

宴会場を併設したスーパー銭湯の先駆けとして最盛期はハンパない盛り上がりを見せていた観音温泉。パワフルなお湯と独特の雰囲気が好きで私も何度も通っていました。

2016年5月ごろ、「ボイラー設備を破壊されたため休業します」という不穏な張り紙が出されました。

このまま閉店してしまうのでは・・・という悪い予感が的中し、ついに2016年6月に閉店しました。

kannnon_2

これからご紹介するのは、観音温泉での思い出話です。本当にありがとうございました!

浅草 観音温泉

浅草寺のすぐ近く、浅草花やしきの前にある観音温泉。

kannnon_6

建物全体を覆う無数のツタが歴史の長さと放置っぷりを感じさせられます。

kannnon_9

「酒は大関」「男は黙ってサッポロビール」「唄と踊りで今日も楽しく」という昭和の力強いキャッチコピーにシビれつつ・・・

kannnon_5

男湯の脱衣所は道路に面しているため、窓を開けていると浅草の観光客へチンコが丸見えになるなど、非常に興奮させられる場所でした(それでも暑いときはよく窓を開けていた)。

kannnon_10

基本的には朝6時半から夕方17時までの営業。夕方にはお客さんがほぼゼロになるため、もっと早く閉まることも多かったです。入浴だけなら700円。2階はアカスリサービス付きで4,000円でした。そして、3階と4階は宴会場。こちらは一足先に休業していました(画像をこのブログの最後で紹介しています)。

kannnon_7

浅草を訪れる観光客のほとんどが素通りし、いつ行ってもお客さんは数人しかいなかった観音温泉。またひとつ、歴史の舞台が幕を閉じました。

観音温泉で洗体を受けた話

観音温泉は入口が左右ふたつに分かれています。左側は通常の温泉入浴のみ。右側がボディ洗い付きの入場口です。

PB011452

右側は看板の文字が消えかけており、観音温泉の存在を知っていてもボディ洗いの存在は知らない人もいたようです。

迷うことなく右の扉を開けて、入口のオバちゃんに挨拶。

「いまから行けます?」

「マッサージ?大丈夫よ。おーい!(と、2階に声をかける)」

「あーい!(と、元気な返事)」

入口で4,000円(税込)を支払い、靴を脱いで2階へ上がります。途中には・・・

PB011448

総天然色のオートステレオスコープによる「サザエさん」!!!!!!!! たぶんGoogleが開発しているVRの原型です。

※信じられないくらい暗いので写真が見えにくくて申し訳ございません。

PB011450

こちらはミッキー!!!!!! もちろんコピーライト表記はナシ!!!!! さらに奥には「喫茶トルコ」の看板も(営業はしていません)。

かつて大人たちは「喫茶トルコ」でお茶を飲み、子供たちはオートステレオスコープに夢中になっていたのでしょう。

興奮冷めあらぬまま2階へ到着すると、真っ暗な中からヒザにサポーターをつけたお婆ちゃんが登場。背筋はしゃっきりされていますが、かなりの高齢と思われます。ほかには人の気配がなく、ひとりで切り盛りされているようでした。

「じゃ、まずはお風呂へ。こちらへどうぞ」

案内された部屋には・・・

PB011438

エロいピンナップ!!!! 手に持ったトランプのスペードマーク、口にくわえた風車、そして濃い陰毛のヘアヌード!!!!!! いつから貼られているのか分からないけど、ヘアヌードが貴重な時代の遺物でしょうか。

平成の世なら100円で脱毛できるというのに、このころのボーボーぶりは時代を感じさせられますね(もはやパイパンはマナーだ)。

フェスに行くならVIO脱毛を完了させておくべき理由5つ
本格的なフェス/アウトドアシーズンが到来しました!フェスの醍醐味である「フェスセックス」を楽しむためにVIO脱毛は完了させておきましょう♪

さらに浴室も・・・

PB011439

完璧!!!!!!!! 白くなって見えない鏡、シャンプーとリンスはもちろんメリット、四角い白石鹸、手前にあるよく分からない装置は現在は故障してしまった蒸し風呂(サウナ)装置とのこと。

広さは四畳半程度。昔の住宅にありそうなステンレス製のバスタブにたっぷりとお湯がはられています。全裸になって入浴。

やーーーーー、いいですねーーーーー。

観音温泉のお湯をそのまま引いているので、まごうことなき天然温泉です。700円の共用温泉の方だと消毒のタブレットが多数投入されているけれど、こちらは貸し切りなので消毒もなし。足は伸ばせないながら、肩まで浸かってすっかり温まりました。

「シャンプーはします?」

お婆ちゃんが戻ってきて、おもむろに聞かれました。

「えーと、乾かすの大変だしナシでいいですよ」

「そうね。乾かすもの(ドライヤー)もないからね。じゃ、体を洗いますね。そこ座って」

お婆ちゃんがスポンジに石鹸を付けて、慣れた手つきでゴシゴシと体を洗ってくれます。こちらはイスに座った状態。決してスケベイスではありません。ふつうのお風呂用イスです。

そして・・・皆さん気になるところだと思いますが・・・チンコは洗いません!!!!!! 指一本触れません!!!!! 距離感としては「内股」まででおしまいで、イスに座ったままだからお尻も洗いませんでした。繰り返します、チンコは洗いません。

「昔はねー、大勢やって来たもんだけど、もうすっかり古くなったからね、お客さんも歳を取って来れなくなっちゃって」

「若い人はほら、こういうところじゃなくてもっとキレイなところへ行くでしょ」

ゴシゴシされながら世間話に花を咲かせます。愛嬌のよいお婆ちゃんです。

そして再びお風呂へ入るように勧められます。うん、だんだんノボせてきました。

PB011435

蒸し風呂のところはタオル置き場としても使われているようです。

またまた温まったところで外へ出て、マッサージベッド(と、呼ぶには小さすぎる台の上)にうつぶせで寝るように言われます。

薄手のバスタオルをかけられてマッサージスタート。かなりリズミカルに手を動かしてツボを押したり筋肉をほぐしていきます。

あー、いいですね。グリグリとしたツボ押しが苦手なので、この適度な感じは心地よいです。腰や足をしっかりやってもらって、すっかり脱力。

「じゃ、次は仰向けで」

仰向けコール、キタ—–(゚∀゚)—–!!!!!!!!

そして・・・これも皆さん気になるところだと思いますが・・・ヌキません!!!!!!!!

なんだよ、カッコつけてんじゃねぇよと思われるかもですが、真実です。常にタオルで隠されています。浅草の隣にある御徒町や上野界隈にはそんなお店ばかりですが、こちらは健全店です。際どすぎるところに触れることもありません。

気がつくと入場してから1時間以上の時間が経っていました。何分コースとかの概念すら存在しないようです。リズミカルなマッサージが続きます。

「はい、それじゃこれで。もう1回お風呂入りますか?」

なんとマッサージ後にまた入浴を勧められてしまいましたが、十分しっかり入ったので最後は遠慮しておきました。よく冷えたペットボトルのお茶(サンガリア)をいただいて終了です。

4,000円でじっくりお風呂に入り、洗体をしてもらい、さらにマッサージをして、歴史的な話なども聞けて・・・サイコーだと思いました。

※残念ながら女性客はNGです。また、風俗店ではありません。

観音温泉の宴会場

そして・・・3階と4階にある元・宴会場もすごかったです。

100人以上は入れるであろう畳の大広間。ステージ完備。

PB011440

いい色になっているレザーソファに、青色の壁。

PB011444

カウンターも歴史を感じさせられます。興奮気味だったため手ブレしてスミマセン。

PB011441

kannnon_23

kannnon_24

kannnon_21

宴会場は浅草界隈の任侠団体の人たちが利用することも多かったそうですが、時代が変わって「暴力団に場所を貸してはイカン」という雰囲気が強くなってからは客足が減ったそうです。

使われなくなった後も丁寧に掃除・手入れされていたから、いつか復活して欲しい・・・というのは叶わぬ夢になってしまいました。

閉店後の観音温泉について

観音温泉の閉店は台東区のニュースにも登場せず、実にひっそりと幕を閉じたような印象です。

この歴史的な建物がどうなるのかまったく分かりません。

全体的に老朽化が進んでいるとは言え、

  • 1階は男女別の大浴場と更衣室(ボイラー故障中)
  • 2階は個室のお風呂とマッサージスペースと喫茶室
  • 3階はステージ付きの大広間
  • 4階も巨大な大広間

という、すごく贅沢な設備が揃っています。

大阪の「味園ビル」のように、アーティスト主導で再利用させてもらえたら・・・と願ってやみません。

月刊ビル / 特別号総力特集 味園ビル -味園愛-
Clazy Marketで見つけたこの一冊。謎に包まれていた味園のアレコレが、本当に「愛」を持って紹介されている素晴らしい本でした。

そして・・・やっぱりこういうところは行けるうちに行っとけ!!!!!!!!と強く思います。

これからも無垢な好奇心とムクムクな下半身でいろいろ探ってみます。