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連続対談1

*掲載文は収録当時のままです。時差があることをご了承下さい。

マガリが一人でやっているんじゃないのか、幻覚を見ているだけじゃないのか等、ごく一部で意外と人気のバーニングマン対談が帰ってきました。
より深いインナースペースよりわき出てきた「さらに大いなる宇宙の意志」とこれから連続で対談を行っていきます。

マガリ:
2000年、2002年と2度に渡って「リノからバーニングマン会場まで自転車で走っていく」というムチャをやってのけたバーニングマン・マニアックスな人。
カーマストーラ、48手に続く新しい体位を考えて大尉の称号を手に入れたいと画策中。

 

少し胸のふくらみ始めた大いなる宇宙の意志:
インナースペースよりわき出てきた意識体。司会進行を司る。

大宇宙:どうも、こんにちは。

マガリ:あ、ごぶさたしています。

大宇宙:ちょっとこれからですね、バーニングマン2003まであと150日を切ったということもあるし、連続で対談を行っていこうと思っているんです。ひとつ、よろしく頼んます。

マガリ:はぁ、連続ですか。

大宇宙:だってこの時期って一番ネタないじゃないですか。だからネタを持たせる意味も含めてこれまでを振り返ってみようかと。

マガリ:ネタですか。確かに最近ネタの供給不足ですよね。

大宇宙:供給?やっぱりネタとかいうと誤解を招くので「話題」とさせてください。

マガリ:あ、話題ですね。話題。

大宇宙:で、まずはマガリさん初のバーニングマンである1998年はどうでした?

マガリ:98年ですか。もう5年も前なんですねー。あのころは東京大学4年で、初の海外旅行でもあったんですよね。

大宇宙:正確には東京の大学、ですよね。

マガリ:はい。まぁ細かいことはいいじゃないですか。

大宇宙:初海外が一人旅のバーニングマンってのも度胸ある話ですよね。

マガリ:鍛えられましたねー。ほんと。

大宇宙:98年をまとめてみると?

マガリ:いろんな人とのつながりも生まれ、今に続くいろんなことの始まりの年でした。 左手を骨折したけどバーニングマンもすごくエンジョイできたし。

大宇宙:なんで骨折したんですか?

マガリ:サンフランシスコのIllumination Projectの連中と「My House」というアートインスタレーションを作っている最中に、うっかりハンマーで殴られたんです。

大宇宙:うわっ、痛そう。

マガリ:はい。目から火が出ました。トンカチとかじゃなくて両手で持つタイプのハンマーですからね。指が取れなかったのはラッキーでした。

大宇宙:指がもげてたらシャレにならないですもんね。

マガリ:その、最初はMy Houseを作るときに普通の布製の軍手をしてたんですよ。でも一緒に作業しているヤツが「そんなグローブじゃダメだから俺のレザーグローブを使え」って言ってレザーグローブを貸してくれたんです。で、思い返してみるとレザーグローブをしていて本当によかったですね。軍手だったら確実に指はなかったハズですもん。

大宇宙:左手の指は今でもあまり動かないんですよね?

マガリ:はい。ちょうど骨折した日が日曜日で救急病院しか開いてなかったんです。で、その医者がかなりいい加減で「日本に帰ったら必ずプロフェッショナルな医者に行けよ」と言いまくってて、でも帰国するのって2週間以上先だったんですけど、肘までギブスをはめて三角巾で吊られたんですね。だからてっきり手が全部やられてると思ってたけど実際は人差し指の一本だけ折れていて。しかも日本で医者に行ったら「なんでこれ手術しなかったの?骨くだけてるよ!」て医者に驚かれたり。よく思い返してみたらレントゲンも撮ってなかったですし。

大宇宙:なるほどなるほど。

マガリ:でも救急病院に行ってるときは頭の中は「これで医者からバーニングマンへの参加を止められたらどうしよう」っていうことだけだったんで、いい加減で助かったのかもしれないです。手術なんてしてたらバーニングマンに行けなくなるじゃないですか。

大宇宙:ははは。そっち優先ですか。

マガリ:いやー、だって1年がかりで情報集めて準備したのに会場到着2日目で骨折でしたから。まだイベントが始まる前だったし。

大宇宙:ともあれ、1998年はギブス姿で初のバーニングマンを過ごすことになったわけですね。

マガリ:はい。正直もうあんな体験はしたくないですね。鍛えられたけど。

大宇宙:そういえば98年はカメラがロモ*1 だったんですよね?
*1. ロシア生まれのキュートなカルトカメラ。独特な描写で世界的に愛好者が多い。

マガリ:はい。LOMO LC-Aを持って行ってます。壊れないか不安だったけどぜんぜん大丈夫でした。頑丈なカメラでしたね。万一壊れたときのことを心配して「写るんです」も持ってたんですけどね。そのころは一眼レフなんて使い方も分からなかったし。

大宇宙:そこから後々にTokyoLomoHeads*2 ともつながっていくんですもんね。
*2. マガリが最もリスペクトしているアート(の範疇に収まらない)集団。現在はSuperHeadz INa Babylon(スーパーヘッズ・イナ・バビロン)に改名して活動中。

マガリ:そうですね。98年にはまさか2年後にホテルで写真を展示*3 するなんて思ってませんでした。
*3. TokyoLomoHeads Presents 「Surugadai Hotel Project」。取り壊されるホテルを全フロア使って開催された巨大なイベント。写真展の皮を被った遊園地でありバーニングマン。とにかく、人生が震えるほどすばらしかった。

大宇宙:今年参加する人へのメッセージをお願いします。

マガリ:骨折には気をつけましょう。折るなら平日昼間で。あと海外旅行の保険には入っておいた方がよいですよ。

大宇宙:ありがとうございました。

マガリ:いえいえ。

-2003年3月 昼間なのに電気つけてないと薄暗い部屋で収録-

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