小橋賢児監督のドキュメント・ムービー「DON'T STOP」を見ました。
DON'T STOP
http://www.dontstop.jp/
懐かしいアメリカの風景、ぶつかり合い和解し合う人々、さまざまなトラブル・・・「旅先あるある」満点で楽しめました。
僕らはなぜ旅に惹かれるのでしょう。パックツアーの旅行ではなく、旅。ほぼなにも決まっておらず、自己責任の自己主張による自己管理が求められる旅。
その理由のひとつは、このポストモダニズムの時代において、旧来の国家や村、家という枠組みを除いた、個としてのつながり、コミューン、部族、トライブ、ギャザリングを、僕らが意識的にしろ無意識にしろ、魂を鼓舞する内なる声にしろ怠惰を求めるグータラな声にしろ、求めているからだと思います。
旅先での日々はインスタントなコミューン生活です。当然そこではぶつかり合うこともあり、トラブルも起きます。それを解決するのは誰でもない、コミューンに参加している個々です。
かつて存在した「リュックサック革命」とはちょっと違います。僕らは現実の生活を捨てるのではなく、ドロップアウトするのではなく、片方では国家社会という殻の内にあり、もう一方では相を支えとした社会を形作り上げています。旅にはゴールが設定されています。イスンタントなコミューンは解体され、再び現実の生活へ戻ります。
それこそが、旅。僕らは管理するあるいは管理されることもなく、個々の純粋な、自由な、シンプルな思いによって社会を作り上げることが -決して60年代の幻想ではなく- 可能であること、そしてその社会の狂おしいほどの心地よさを知っているからこそ、旅に惹かれるのでしょう
「DON'T STOP」は誰も演技することなく、筋書きもなく、進んでいきます。
そして僕らは巨大なスクリーンと見事な映像(色が本当にキレイ!)を通じて、コミューンの成立を見届けます。その中に僕らの求めるものを見いだします。
見事でした。次回上映時には皆様ぜひ見に行ってください。俺もまた見ます。
そして・・・俺ももっともっと動く!!!!!!! やりたいことやり尽くす!!!!!!! さーて準備しよ。止まっちゃいられないぜ。いいもの見させて頂いて、本当にありがとうございました。
今日のオススメ:DON’T STOP! 原作本