バーニングマンのチケットが売り切れてから、俺宛に「チケット余ってないすか?秘密の仕入れルートないですか?」といった問い合わせが入ってくるようになりました。
自分がいかにバーニングマンへ行きたかったのか、航空券やレンタカーや仲間もちゃんと揃えていたことなど、熱い思い入れが書かれていると、現時点では俺は一枚も持ってないし余っている人もまわりにいないし、方々当たってみたけれど、力になれないことを本当に心苦しく感じております。なんでチケット買わなかったんだよと伝えたくなります。
例年だったら何枚か見つかるもんなんですが、今年はそもそもの参加希望者が俺のまわりは少なく、行くヤツは行くし、行くかどうか分からないけどチケットだけ買っておこうといったチンケな転売野郎はキライなので知らないのです。
今回の件は本当に突然でした。マニアな話になりますが、バーニングマンのチケットページのHTMLソースを表示させて、コメントアウト部分を外せば売り切れ告知前の状態をまだ見ることができます。「まもなく売り切れますよ」みたいな話はどこにもありません。
チケットページ
http://tickets.burningman.com/
前々から「そのうち売り切れるよ」といったウワサはあったけど、そういうウワサって毎年あるんですよね。バーニングマンはもうすぐ終了らしいというウワサもずっとあります。終了するどころか、サンフランシスコの一等地にオフィスを移転させ、全世界のリージョナル(地域窓口)との連携を強化して運営組織をガッチリと固めつつあります。まったく終わりそうにありません。
根も葉もよく分からないウワサは、マガリスギでも紹介しづらいです。
今回の件はバーニングマンが持つ、強硬な一面を改めて認識することができました。
あそこは自由な場所ではありません。灼熱の砂漠だから死者も出ているし、本物の保安官がドラッグを監視し続け、何人も逮捕しています。お金も使えなければ生活や食事も全部各自で持ち込まねばなりません。
お友達と仲良く遊びに行くような場所ではなく、完全なる自己管理・自己責任による行動が求められる、自己鍛錬の場、VISION QUESTの場所です。
チケットを買い逃した人はどうか誰も恨まないでください。ふてくされないでください。チケットを持っている人は、誰に負い目を感じるでもなく、堂々と参加してきてください。遠慮や気遣いをする必要はありません。そんなんじゃ砂漠で生きていけません。
バーニングマンに遊びを求めていたのなら、「彼が行けないならアタシも行かないでおこっかな〜。ここのオーガナイザーつまんな〜い」という思考回路でよいと思います。でももし、バーニングマンにただの遊び以外の何かを見つけ、何かを期待していたのなら、この通過儀礼をパスした人たちだけで堂々と参加してきてください。それが旅人の流儀ってもんです。
うっかりチケットが余っていた場合は、誰かにゆずってあげてください。
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