渚音楽祭への出場権をかけてのDJバトル、渚チャンネルの中の人とのやり取りから出てきた言葉を元に、自戒と総括の意味も含めて書き留めておきます。
パソコンが進歩したおかげで、誰でも数千曲・数万曲の音源を管理したり、ターンテーブルとミキサーを買わなくても数千円のソフトウェアだけでDJができるようになりました。DJソフトウェアには便利な機能も盛りだくさんなので「普通にMIXする」ことは誰でもできるようになりました。
つまり、DJシーンの技術レベルは底上げされました。
そんな状況の中、たとえば今回の渚チャンネルのような「DJバトル」において、どこで差を感じ取るかとなると、曲の展開によるストーリーテラー、選曲センスのオリジナリティ、そして個人のスター性だと思います。
僕らが真保☆タイディスコちゃんにあんなにもヤラれてしまったのは、タイディスコの強烈なストーリーテラー、聞いたことがあるようで誰も聞いたことがない選曲、フェーダー下げてマイクで歌うという既存のDJの概念をブチ壊すスター性のすべてが、スッパイ甘い辛いのMIXされたタイ料理のように見事に揃っていたからでしょう。
ビート・アジャストもしないGOA GILがトップDJになれたのは彼のパーソナリティから来る意味不明な説得力、どこから入手したのか分からない極悪な音源、そしてプロレス的な伝説を兼ね備えていたからでしょう。
金取ってフロアで目の前にお客さん踊らせてのDJじゃないんだから、渚チャンネルみたいな自由なコンテストは極限までオリジナリティを出したブっ飛んだ音しかないと思います。たとえ優勝できなくても「あの音はヤバかった」と記憶させられたら儲けもの、と。
僕は自分にセンスがないことを分かっていたから、アイデアだけでイベントをやってきました。
たとえば72時間フルオープンの写真展。夜中に来れば俺が寝袋で寝ていました。カメラ好き森ガールにはできない山猿根性です。
スピ系が多すぎるクリスタルボウルも、単純に「音」としてオモロイから節度は守りつつも積極的に野外イベントへ持ち込み、それまでとは違う客層と勝負してきました。スピリチュアルな世界なら僕もLSDによって体験してますしね。
サンターキーもネット界の住人に叩かれることなく8年やれたのは、うまいバランスだなーと思います。
100人のバーニングマン展まであと2ヶ月。こちらも、めいっぱいムチャやって楽しみたいです。
おっとDJから話がそれましたね。まぁ、春なんで!
今日のオススメ:時空浴~倍音浴3~